大敗の中で見せた聖光学院のひたむきさ〜やりきったから出た甲子園の涙
縁もゆかりもない福島県の代表、聖光学院の甲子園敗戦を見て、ツーッと涙が出てしまった。18対4という大差なのに泣かせるのは、聖光学院にひたむきさがあったからだ。
相手の仙台育英が2回に11点のビッグイニング。舞台が甲子園とは言え、気持ちが切れてしまってもおかしくない。だが聖光学院のバッターはアウトになってもダッシュでダグアウトに戻ったり、次打者に投手の特徴をアドバイスしたりしていた。やれることをやっている、と解説者が誉めていた。
守っては全力プレーでセンターもライトも打球に