【相場分析8/30】ADP雇用統計が予想下振れで、利上げ観測が後退。市場は、「Bad news is good news」で反応。
【概要】
米国市場は、金利低下、株高、ドル安。
ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長のメッセージが「今後のデータ次第で政策スタンスは変わりうる」との意味合いが強く、経済指標に大きく左右される地合いが続いている。
9月1日の雇用統計を前に、減速を示す雇用データが出てきているが、果たして、今週メインの雇用統計はどうなるのか?
以下では、今後のマーケットや金利見通し・注目の投資商品を詳しくご紹介。
【金利】
米国債金利は、10年・2年がともに小幅な下落。
この日、ADP雇用統計の弱い数値、GDP(Q2)の下方修正、コアPCEの鈍化が示され、FRBの追加利上げ観測を後退させる材料が出揃った。
市場は、経済統計発表時、大きく債券が買われて、金利低下するも、月末フローにより、金利が下げ渋った。
9月1日の雇用統計を控え、慎重な姿勢が伺える。
【株式】
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