【相場分析10/4】金利低下、株は反発上昇、ドル安。ADP雇用統計とISM指数が経済のスローダウンを示す結果に。
【概要】
米国市場は、金利低下、株は上昇、ドル安・円安。
ADP雇用統計とISM非製造業指数が、予想よりも下振れた。経済と雇用の減速が、金利低下へとつながった。
以下では、今後のマーケットや金利見通し・注目の投資商品を詳しくご紹介。
【主なニュース】
・昨日のドル円急落は、日銀介入ではなくレートチェックの可能性が濃厚
・JOLT求人件数の信頼性に疑問符
・ADP民間雇用者数が予想下振れ
・ISM非製造業景況指数が減速
・OPEC+会合、サウジ・ロシア減産引き続き年末まで
【金利】
米国債金利は、10年・2年がともに下落。
米経済の減速を示す経済統計の結果を受け、全年限で国債が買われた。
将来の政策金利を予想する先物市場では、来年末までに3回の利上げを織り込んでおり、前日の2回から増加。
利下げ開始時期も、7月→6月へと前倒しになり、強い米経済の見通しが後退したことを意味している。
また、米政府機関閉鎖へのリスクは依然として残っている。
この材料が、FRBのタカ派スタンスでの金融政策をより慎重にさせる働きをしている。
【株式】
ここから先は
729字
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?