【相場分析11/1】金利大幅低下、株式は上昇/FOMCは据え置き、四半期定例入札は予想より小規模
【概要】
米国市場は、金利が大幅低下、株は上昇、ドルはやや安。
材料が多い1日であった。
その中でも、FOMCと財務省の国債四半期定例入札が注目された。
以下では、今後のマーケットや金利見通し・注目の投資商品を詳しくご紹介。
【主なニュース】
・FOMC金利を5.25-5.50%で据え置き、パウエル議長ハト派と市場受け止め
・財務省が国債の四半期定例入札額を発表、予想より小規模で債券買われる
・ADP非農業部門雇用者数・ISM製造業指数が低下
・JOLT求人件数が予想よりも堅調
・イスラエル戦争がレバノンやシリア国境に拡大懸念
【金利】
米国債金利は、10年と2年がともに大幅下落。
財務省の四半期定例入札の規模が予想より小規模であったこと、
FOMCで政策金利の打ち止め感があったことから債券が買われた。(金利は低下した)
パウエル議長の記者会見で、追加利上げの可能性が残された。
一方、少しずつ景気のスローダウンが経済指標から出てきており、
現在の金利水準が十分に景気抑制的であるとの見方も示した。
今後は、「いつまで現在の金利水準を維持するのか」により一層の注目が集まる。
【株式】
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