【相場分析10/11】金利低下、株価は上昇。PPIは上振れも、FOMC議事要旨とFRB要人発言でリスクオン。
【概要】
米国市場は、金利が低下、株は上昇、ドル高。
この日発表された9月の生産者物価指数が予想上振れ。
しかし、FRB当局者のハト派発言が相場に影響した。
以下では、今後のマーケットや金利見通し・注目の投資商品を詳しくご紹介。
【主なニュース】
・アトランタ連銀ボスティック総裁がハト派発言
・FRBウォーラー理事がハト派発言
・FRBボウマン理事がタカ派姿勢を緩めた発言
・ボストン連銀コリンズ総裁がハト派発言
・SF連銀デイリー総裁がハト派発言
・PPIが予想上振れ、ガソリン・食品コストが上昇
・JPモルガンなどの大手銀行、貸し倒れ償却がコロナ以来最大に
・9月FOMC議事要旨は、追加利上げに慎重
・イスラエル戦争にイランの関与なし観測で原油安
【金利】
米国債金利は、10年が下落・2年が上昇。
この日、発表された経済指標ではインフレの根強さが意識された。
しかし、FRB当局者のハト派発言や、FOMC議事要旨で政策金利水準が程良い状態になっているニュースを受けて、追加利上げ観測が後退し、利下げ時期が後退した。
イスラエル・ハマス戦争の影響は、今のところ限定的との調査結果が報道され、原油が大きく下落。
今後も、原油価格が、金利上昇リスクとして注目されうる。
【株式】
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