進学校の実態
こんにちは、ホークです。
画像はMHXXで『鏖魔ディアブロス』初討伐の嬉しさのあまり、つい撮ってしまったスクショです。本編とは関係ありません。
突然ですが、僕はいわゆる”自称進学校”の出身です。
先日、神奈川県のいじめに関するニュースを耳にし、僕の経験も他人事とは思えず、マウスとキーボードを手に取り書き進めることに至りました。
ただし、どうしても
・主観が含まれる
・6~8年前のことで現在と異なる場合がある
ので、そういう息苦しさを感じた学生もいる、といった具合に考えて頂けると幸いです。
1.自称進学校とは?
自称進学校というのは、頭の良さが中の上くらいだけど校則がかなり厳しかったり進学実績があまりよくない高校のことを指します。明確な定義はありませんので、俗称や自己判断になりますが、母校は該当すると考えます。
公立高校を志望しておりましたが、残念ながら落ち、偏差値50台の私立高校へ入学しました。ここでの出来事をお伝えします。
まず、スマホを購入したのが高校入学後でしたので、苦労はしませんでしたが、ホームルームでスマホを担任に預ける、という校則がありましたね。
あとは、3年間担任が変わらない、というものもありました。こちらは拘束ですね。毎日が息苦しかったので、帰るのも高速でした。
クラスによっては部活動強制というのもありました。僕のクラスは任意でしたが、部活動は陸上をやっていました。顧問であり、心を強くしてくださった恩師と出会った場所です。
厳しいと思ったものはこれくらいです。
2.何があったのか?
いじめ、というほどではないですが、村八分に近いものを感じてました。
村八分とは『村のおきてに従わない者に対し、全体が申し合わせて、その家と絶交すること』、いわゆる仲間外れですね。
恐らく、考え方や志望校の違いが関連してると思います。
嫌われることに怯えながら生きてきましたが、意外と慣れるのは早く感じました。中学までで1対1はあったものの、1対15くらいは初だったので、百戦錬磨の僕でも流石に焦りました。同じ中学だった奴もクラス側に味方したので、ショックも大きかったです。
クラスLINEでも無視は日常茶飯事、何か言うと『調子に乗るな』『うざい』、そんなことも言われました。ただ、その中でも唯一、理解してくれた友人がおり、今でも極稀にですが連絡を取ります。クラスで一番成績が良く、彼に憧れたことも、僕が偏差値の高い国立大を諦めなかった理由かもしれませんね。
担任、これが一番酷かった。
生物担当のY、見てるか?お前が打ち砕こうとした俺の心はさらに強固になって今もなお生き残ってるぞ。手駒にできず残念だったな。
奴が何度、志望校を諦めさせようとしたか、数え切れません。
俺の顧問のこと嫌い文化祭のとき睨み付けてたよな?散々、帰りのHRで『人間じゃないからw』とか罵ってたよな?文系は馬鹿ばかりだ、理系が上なんだ、なんて訳の分からないことほざいてたよな?
こんな奴でも教員免許を取れてしまい、指導者になれるのが不思議です。
母校の七不思議に追加してください。
細かいこと挙げ始めるとキリない & 僕がキレて討伐クエストが受注されてしまうので、このくらいで。
3.どう対策すれば良いのか?
最も効果的な方法は、入学前に口コミを見ること、だと考えております。特に『みんなの高校情報』というサイトが便利です。URL貼っときますね。
試しに母校の口コミを見ると、結構ボロクソに書かれているのもありました。
ざま…同時に、調べることの重要性を再確認させられました。
他には、退学し高校卒業程度認定試験を受ける、別の高校に転校する、などの方法もあるとは思いますが、経験者では無いので迂闊なことは言えません。
本当に辛い状況であれば、詳しい方のブログやnoteを見たり、実際にお話しを伺ったりして、それらを検討するのもアリだと思います。
4.最後に
もし、あなたが志望校に落ち不本意な高校へ進学しプライドがズタボロの状況下で、無視や罵りを受け、そうでなくとも『この程度のことできて、当たり前だから』などと日常的に言われ続けたら、耐えることができますか?
いじめではないかもしれないですが、かなり厳しい状況だと思います。
幸いなことに僕は、高3から世界史Bを選んだのにプリントを下さり応援してくださった先生、現代文の解き方を丁寧に教えてくださった先生、一流の人間であれと説いてくださった恩師かつ顧問の先生に恵まれ、3年間、信念を貫き通すことができました。本当にありがとうございます。
それでも、大学生になってから母に「…人間不信になってない?大丈夫?」と聞かれ、初めて人を信じられなくなっていたことを自覚しました。
この出来事は特に今、教員になろうと考えている方、教員となっている方へ届いてほしいと願っております。
学校という集団生活の場ではありますし、進学実績を上げたいのも分かります。ただ、最終的な進路を選ぶのは教員の皆様ではなく学生本人です。
学校、教員の考えを強く推し過ぎて、僕のように感じてしまう学生がひとりでも減ることを願っております。
p.s.
少々、ブラックジョークにはなってしまいますが、
『人間不信になんかなってない、だって、あいつら人間じゃないもん』
これで笑えたら人間不信を克服しつつあるかもしれませんね。