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日本人美容師の技術力の高さ、あっぱれです。

髪型が、野人のようになりそうである。

海潜ってきた感あるけど、そんなことはしておらず。

元々、ど直毛で育ったぼくの髪の毛。
高校生くらいからたまにパーマを当て始めた。
しかし、公園の裏に住む一人暮らし親父のような頑固な直毛の想いが、曲げてやりたいというパーマの想いとぶつかり合い、僕の理想とは裏腹に毎度2週間くらいでその理想からどんどんかけ離れすぐに直毛に戻っていく。
これがここにくる前までの髪型のルーティンだ。

なので、パーマを当てた2週間だけが唯一、堂々と女の子と出会えるチャンスだ。

しかし、南アフリカでパーマを当てたいという気持ちはあるものの、外国人の頭皮と日本人のそれが同じであるはずがなく、薬剤耐性の違いでハゲ散らかすのかもしれないという恐怖から、流石にパーマはかけられていない。

ましてや、普通に散髪することですら億劫で、今までになくゴリっと刈り上げられたこともある。

切られて最後にこんなに刈ったことを知る...

まるで、シャリの上に大トロを置いたお寿司🍣みたいだ。

こんな感じで、髪の毛をこれまでケープタウンで切ってもらうこと合計3回。
3回目の美容師は、ケープタウン出身ではあるがイギリスの専門学校で技術を習得したということで、期待をしたもののやっぱり日本人のしかも、こっちの人のような猫っ毛ではない、ルート66のような真っ直ぐな髪の毛には対応ができなかったみたいで、次第点だった。

これはケープタウンに住む上で、中々のストレス。
そこで、11月にヨーロッパ旅行した際に、どうにかフランスで日本人に髪を切ってもらいたいと思っていた。

そして、バルセロナで出会った和食料理屋のSUN TAKAのオーナーである、ミツタカさんがお世話になっているという美容師を紹介頂いた。

ちなみにこのバルセロナの日本食は、とっても美味しくてスペイン滞在時に2度も訪れた。

で、美容師のミハルさんとコンタクトを取り、彼女はフリーで働いてるがいつも使っているサロンに招かれて、そこに行きカットのお願いをした。
(Googleマップで検索ミスをして、全く異なるところに辿り着き30分遅刻したけど。)

お会いして早々に、マシンガンのようにダダダダダダと僕のこれまでの1年の髪の毛に対する鬱憤を伝え、無理難題の要望を突きつけ、それらの気持ちを非常に受容して、今できる最も理想的なそれに仕上げてくださった。

僕は、日本では10年近く同じ方にずっと髪の毛を切ってもらっていたので、久しぶりに別の日本人の方に対応してもらったのだが、これが、ジャパニーズクオリティだあああああ。と非常に感動した。
日本人の髪の毛はやっぱり、欧米人とは全く毛質がことなるので、日本人美容師がそれを切るのは容易いが、日本人以外がその髪の毛を切るのはやっぱり中々困難なようで、これまでの美容師たちに、最善を尽くしてくれてありがとう。と心で伝えつつ、改めて日本人の細かな気遣いと丁寧さにうっとりとして、鏡の自分の髪型にうっとりした。

(顔じゃなくて、その髪型とそこに至るまでの技術に注視したってことね)

スペインではカットクロスじゃなくて
こんなえちえちなバスローブをカットの時に着用。

料理で、服で、小物で、日本の良さはケープタウンでも逐一感じていたけど、美容師の技術力ではたまた、ああ、やっぱり日本って、日本人の性格ってこういうところに良さが出るよね。と感じました。

まぁもちろん、ミハルさんの技術力あっての話ではありますけれども。

そこからもう4ヶ月くらい経ってしまって、また冒頭のような野人感が出てきてしまいましたが、またスペインに髪を切りに行くような、本田圭佑さんみたいなことはできないので、日本人の美容師がケープタウンでお店を開いてくれることを願うばかりです。

では、良い三連休を。

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南アフリカにいるSUZUKIです。
駄文ではございますが、 皆さまの幸せな人生に一抹の変化と進化を与えられたのであれ ば嬉しい限りです。 もしお役に立てたのであれば、お金ください☺️