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ハウスメイトの男と仲が悪い。というかマジ嫌い。

英語の発話量を増やすためには、その環境に入り込むのが1番良いのは誰の目からしても明らかで、それを求めて、僕は南アフリカにいる。


なりたいわけじゃないけれど、まあ簡単に今の状況を説明できる代名詞として、デジタルノマドっていう言葉がある。

いわゆるどこでも仕事はできている状況ではあるが、クライアントや会社のメンバーからすると、正直そんなやつよりも、イーロンマスクよろしく出社してもらって、ゴリゴリと同じ方向を向いて、雑談を交えたコミュニケーションをして、アイデアを練ったり課題を乗り越えたりしてもらった方がありがたいと思っているのが本音ではあると思う。

それでも、自分の人生を進む中で僕は今の選択をして、英語を話さなければならない環境にいるわけなのだが。


まじで、英語話さない。(笑)


もちろん、東京で普通に過ごすよりは、カフェやUberに乗ればそりゃ一言二言は話すし、街中で書かれている文字は英語なので、英語を使わなきゃならないっていう状態には陥る。

しかし、想定の100分の1程度しか英語を使っていない。

これが留学生や仕事で使うならまだしも、この働き方(日本の企業を相手にお仕事)だと、日本にいるのと変わりがない。


なので。

僕は、一人暮らしではなくて、シェアハウス、ゲストハウス、ルームシェア、ホームスティ的な、一つ屋根の下で英語を話す人と共に暮らす選択をしている。

色々事情が相まって、色んな宿に移り住み(合計20回以上1年でヤドカリのように宿を変えてる)、話し相手がいるような環境に飛び込んでいた。


そして、話は本題です。

地面師詐欺事件を経て、今の家に12月の半ばから住んでいます。

その家は、一軒家で庭付きプール付きで、ハンモックまである。キッチンはロの字で開放されているし、自分の部屋も普通に広い。

南アフリカでは珍しくエアコン付きで、それは部屋にもリビングにもついてあるし、乾燥機付きの洗濯機まである。

家の立地は、山の麓のOranjezicht (オランイェザハト)というところで、もともとこの地域には、オランダ人が建設した「Oranjezicht Farm(オランイェザハト農園)」があったようで、その農園は、オランダ王室である「オランイェ=ナッサウ家(House of Orange-Nassau)」にちなんで名付けられた。

ここは、坂が多いが標高は高いのでケープタウンの市街地や大西洋の素晴らしい景色が見渡せる。

左手にシグナルヒル 奥に大西洋。

高級住宅街なので、治安もいい。
全部の家に、犬が飼われているのではないかと思うくらいに、よく犬が吠えていて騒がしい。笑

田園調布、六甲山みたいな感じの家々
山も超綺麗に見える。

そんないいエリア、いい家に住んでいるのにも関わらず、家主と全く、ソリも、ウマも合わない。

僕、英語話しにこの国来ています。

しかし、家主との会話は1週間に一言二言程度。
反抗期の娘とパパ以上に話さない。

知っているのは、名前くらいで、仕事とか年齢とかマジで知らない。

この家は、Maxという、まぁ30代前半かもしくは20代くらいのやつが家主であり、"おそらく"この家で生まれ育ったのだが、家族が今は別のところに住んでいるようだ。

家の間取りは4LLDKくらいで広めの踊り場もある。
そこに、彼と僕の2人で住んでいる。

ここでマットを買って自重トレしてます。

というのも、12月半ばに来る際に、Maxは1月1周目までの3週間程度家を離れて家族と過ごすいうことで、その間、そしてそれ以降も住めるということで住み始めた。
あと、家に家族の写真や、幼少期のそれが飾ってあるので勝手に、彼以外の家族はここにいないんだろうなあと推察している。

仕事については、内見の時に聞いたけど、
タラタラと、話し始めて結局何をしているのかわからないが多分まともに仕事していない。
俺からの家賃収入くらいだと思われる。

なぜなら、ここが彼の苛立つポイントの一つでもあるのだけれど、平日も土日も一生ゲームをしているのだ。
別にゲームをしていることを非難しているというよりも、その怠惰な生活ぶりに無性に腹が立ってしまう。
ゲームも、最新のソフトでオンラインで色んな人と競い合ってるとかならわかる。

しかし、ゲーム機はプレステ2だし、車のゲームもなんか戦う系も、対戦相手がCOMなのだ。(笑)

なんだろうか。この違和感は。

こんな気候が最高で、アクティビティ満載の国で、日夜お古のゲームを友達も呼ばずに、黙々と家族の遊んでる姿。

片や、南アフリカなのに黙々と、ずーーーーっと日本語を話しまくって朝6時から働いてる日本人。

とっても異様な2人がこの家をほぼ会話なく過ごしているのである。

赤のブランケットのところで私は仕事をしている。

もちろん、嫌なところはそれだけではない。

家賃についても、チャットで揉めてるし、彼が不在の時の家の管理についても、イラっとするやりとりが続いた。
あとは、ペットの世話や家の備品の買い出しとか。


そして最近は、鍋ひっくり返し事件が起きた。


私が、日本人の方に買ってきてもらった貴重なエバラの鍋の素を使って鍋をつくったときのこと。

魔法使いエバラっていう記事後に書きます。

昼に、深底の片手ハンドル付きの鍋で、野菜と肉をぶち込み鍋を作って食した。
そして、その鍋の残り汁で夜にうどんを食べようと思い、キッチンのコンロの上に蓋をして置いておいた。

夕方くらいに、自分の部屋でのんびりしていると、ガッシャンって音がしたのだ。
あー、もしかすると。
って思っていたら、Maxから連絡がきた。

原文まま載せる。

Hi Shunta, i need to ask you to put away your leftover food when you're done eating and not leave it in the pot

I just picked the lid up from your pot and it fell of the table onto the floor which has made a huge mess now

Or at least make sure your food is planted firmly on the counter and not balanced against the edge

But really the best practice is to put food into a Tupperware when you're done eating it

whatapp怒りの連絡より。

お気づきだろうか。まず、今や日本の3歳児でも知っているその単語が見当たらない。
"sorry"がないのだ。

一応簡単に訳すと、
「食べ終わったら、片付けて置きっぱなしにしないでほしい」
「鍋の蓋を持ち上げたら、床に落としてしまって、すごく散らかってしまった」
「不安定なところに置かないで、カウンター(テーブル)の端においてほしい」
「食べ終わったらタッパーに入れることがベストだよ」
だ。

これがね、元々彼自身が綺麗に使っていればわかってるのだが、こいつ(書いててイライラしてきたので呼称変える)は本当に汚いんです。

使ったまな板、フライパン、皿、コップはいつも置きっぱなしで、コンロも油汚れをそのまま放置。
それだけでなく、正直内見の時から、異常に部屋が汚かった。

ハウスキーパーを雇っていなかったので、それを週一で必ず呼んでくれと入居前に僕が約束したくらい、自分で掃除ができないし、そもそもそうしないと部屋の衛生が保たれないと思った。

そうそう、入居前のその不摂生な感じがかなり入居を渋らせる理由で、多分その第一印象が脳裏に焼き付いてるから、そもそもあんまり好きじゃないのかも。(笑)

それでも、家賃とか家の設備とか、詐欺でやられて傷心で選択肢がなかったのもありここを選んだのだ。

話を戻す。

まぁ、確かに私もそのままにして置いたのは良くなかったかもしれない。
コンロの上じゃないところに置いとくか、助言通りにタッパーに入れとくという選択肢もあったな。

でも、
常日頃から俺より圧倒的にできていない人間から、彼に非があるにも関わらずに、何も謝罪がないその態度に、WTF (♡)の気持ちになった。という話である。

ちなみに返事は、
OK, Sorry.だけ送った。
苦虫どころか、カメムシを噛み潰すくらいの嫌な表情でね。

そして、次の日。

まな板とフライパンが使いっぱなしだったので、(それについては以前にチャットで言及して改善はされた)それを写真に撮り、Clean pleaseだけ送った。

しかし、2日経った今日もまだ返事は無い。

それ以降、俺は口をきいていない。(笑)


そんなところで、僕は今暮らしています。

あああああ、英語話す相手を見つけるか。引っ越すか。


お話し相手を探していますよ。という話でした。

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南アフリカにいるSUZUKIです。
駄文ではございますが、 皆さまの幸せな人生に一抹の変化と進化を与えられたのであれ ば嬉しい限りです。 もしお役に立てたのであれば、お金ください☺️