ヨーロッパ旅行の荷物重量オーバーにご注意を。
私は、いまミラノにいる。
理由はない。
サンセバスチャンで久保ちゃんとバルセロナの試合を見た後、イタリアのフィレンツェに行きたいと思っていたのだが、中々良い便が見つからず、飛行機をダラダラ見ているとミラノに飛行機で行き、そこから電車でフィレンツェに向かうのがBetterというルートを見つけた。
そして、航空券を購入し、試合を観戦した次の日 (今日)、ミラノに辿り着いた。
あまりにもここに来ることがプランになかったので、なにをしたら良いのかをPerplexityに聞いた。
なるほど、定番を抑えておこうと、このnoteを書く前に最後の晩餐が見られる「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」の入場券を7,500円で購入した。普通に高い。
いつのまにか、使い慣れてしまったが、
旅先のあらゆる建物へ訪れる際のチケットは、GetyourGuideというアプリ使って購入している。
日本語もあるので、中々便利だし、おそらく手数料も無駄に取られない。
公式サイトと同じ金額で購入できている気がする。
10月5日から始まったこの旅では、なんだかんだで、
・パリ→バルセロナ
・バルセロナ→セビージャ
・リスボン→バルセロナ
・バルセロナ→サンセバスチャン
・ビルバオ→ミラノ
と、5回も飛行機を乗っている。
知らなかったが、EU圏内では、パスポートを見せることも少ないくらい気軽に越境ができる。
LCCで東京から北海道や沖縄に行く感覚となんら変わりがない。
僕は、この旅に105Lのデカデカキャリーを運んでいるので、LCCを利用していても、航空券に毎度しっかり5-7,000円の追加料金が取られている。
それでも、なんとかチェックイン時の過量による罰金のような課金は免れている。
どうにかこうにかいろんな方に助けてもらっているのです。
大体、Webの予約の際に予めチェックイン時のキャリーの重さを20kgか25kgの選択し、この最初の指定によって金額が確定する。
そして、実際にチェックインカウンターで、重さを調べられてその指定を超えていたらドボンである。
まるで、悪徳な金貸し屋のような金額、もとい、まるでその金額で一回旅行ができるくらいの金額を取られてしまうので要注意だ。
さて、僕は、この旅のスタート時 (南アフリカの出国のときに)既に32kgの荷物を抱えていた。
特にLCCのことを考えず、長旅になることを想定し、なんやかんや荷物やら本を詰めていたらこのくらいになった。
なので、どう考えても国を超えるたびに異常なくらいの課金をせざるを得ないのである。
しかしながら、滞在先の人に協力を得ながら荷物を預けさせてもらうことでどうにか、ギリギリを保っている。
例えば、結局僕の旅の最後は、パリから南アフリカに帰るので、今現在、パリに合計5,6kgの荷物を預けている。
どこに、というと、
たまたまパリのラーメン屋で知り合った方が、大学院としてパリに住んでおり、その当日に、厚かましくお願いさせてもらった。
「僕、明日からヨーロッパの他の国に旅するんで、この荷物預かってください!」と。
また、バルセロナから、2週間弱のセビージャ×ポルトガルを巡る旅でも、結局バルセロナに戻ることを理由に、バルセロナのサッカー選手も頻繁に訪れる日本食屋の方に預けさせてもらった。 (笑)
厚かましいにも程があるが、みんな心優しい。
しかし、そうして預けていても、現地で買い増しをしてしまい、たまに、重量オーバーをする時がある。
その時は、セカンドバックに強引に入れつつも、サードバックを用意し (これがさらに課金になることもあるが、うまく誤魔化したり、なにも言われなかったり、言われたとしても案外適当なので、どうにかなる)、それらを乗り越えて、とうとうイタリア、ミラノにやってきたのだ。
その本日のチェックイン時にも、少し4.5kgほど重量オーバーをしていた。
なので、セカンドバックに荷物を移動しつつ、軽量化のためにセーターを着用し、ダウンもカバンから取り出した。
ボクサーの計量と違い、ちょっぴりチャンスがある。
で、それらをカバンに出して持っていても何か言われそうであったので、一度カウンターから離れ、ベンチに座っている人の良さそうな女性を見つけて、それを託した。 (笑)
僕がチェックインしている間、この荷物 (軽量化させるために移動させたものたち)をみといて欲しいのだ。と。
そして、どうにか本日のチェックイン計量を乗り越えた。
この記事を読んだ人は、真似しないで頂きたい。
旅に慣れるとは、こういうことかもしれない。
後、もう一つ方法がある。
完全に英語がわからないフリをする。である。
これは、1年前に日本から南アフリカに向かう際、おそらく僕は重量オーバーをしていた。
でも当時は本当になにを言っているかわからなくて、はにゃ?って顔をしていたら、うーんもういいや。って感じで、許してくれたことがあった。
しかしながら、今は奇しくも英語が上達しそのくらいの会話は理解してしまうので、そんなフリはしないが、もし必要の際はそうやってみても良いかもしれない。良くないけど。そしてイチかバチかすぎるけれど。
今日は、そのチェックインの時に荷物を見といてくれ!とお願いした女性が、たまたま、僕の宿の最寄りであるミラノ中央駅あたりまで目的地が一緒だったので、ビルバオ空港 (スペインね)から、ずっとお世話になった。
というのが本筋の話だったが、計量の話で充分に書いたのでこの辺で終わる。
今日もいい出会いがあった。めでたし。