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鹿島、初陣を制せず。
試合の開始前に、"鹿島、初陣を制す"というタイトルで途中まで文を書いたのだが、負けてしまい、タイトルを変更せざるを得なくて残念。
さて。
Jリーグが開幕した。
自分自身の記憶ちはまるでなくて、親に聞いたり写真を見て後に知ったことだが、僕がサッカーをし始めた理由はJリーグ開幕した時に、鹿島サッカースタジアムで、鹿島アントラーズの試合を見たからである。
ジーコやアルシンド、ジョルジーニョなどのスーパー選手が集うあの鹿島を生で見ていることは、記憶がないにしても誇らしい。
また、最初に見たチーム、そして今でも最も応援をするそのチームが、日本で最もタイトル数を保持して、歴史と伝統を持ち、揺るぎのないフィロソフィーとスプリットを掲げているチームであることは、僕の人生に大きく影響を与えている。
全ては「勝利のために」というミッションが、集団としての団結力を高めている。
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今、少なからずサッカーチームビジネスに関わっている身として、このチームから学ぶことは多大にある。
Jリーグは1993年に開幕し、今年で、32年目となる。
昨年は、年間で最も来場者数が多かった。
リーグが発信するYoutubeコンテンツも煽り系を中心に中々面白く、各チームのファンコミュニケーションも秀逸なものが多くて、スタジアムに足を運びたくなる。
内田篤人さんの引退で、メディアのコンテンツ力が高まり中村憲剛さんや安田理大さん、佐藤寿人さんなどがそこに知見と笑いも交わり、試合日以外にもサッカーと触れ合う機会が増えている。
ということも相まり、サッカー界が割と面白くなってきたので、ファンとしては中々開幕が待ち遠しかった。
そして、昨日の大阪ダービーからいよいよ今シーズンが始まった。
今年の鹿島は、鬼木さんを迎えたのと補強も上手く行ったことで、これまでと比較して非常に期待が高まるシーズンだ。
しかし、負けた。
まぁ初戦だし。みたいなところもあるし、
鬼木さんのしたいことがたった1ヶ月で浸透できるわけもなく。
その中でも、
印象的だったことをメモがてら列挙しておく。
柴崎岳のフィットネスレベルが昨シーズンよりもかなり上がっていて、ボールに関わる回数も増え、彼なしではボールが回らなくなっている。
ボールの納めどころがあるのが大きい反面、彼以外のところでボールが進むことが少なかった。
荒木遼太郎の期待度が高いと思うけど、中々に鹿島の今のサッカーでボールを良い状態で受けることが難しいが、柴崎岳の配給を荒木が受けて攻撃にアクセントしないとダメだと鬼木さんは思っていると思うので、ここはどう変わっていくかが待ち遠しい。
鬼木さんの後半の選手投入というか、見切りの速さは流石だなと。失点後や、チームの硬直を打破しようという的確な意志がありまちがいない指揮はアルテタもちょっと見習って欲しい。
あと、セレッソのときのレオセアラを知らないので、どんなプレーなのか楽しみだったが、ハーランドレベルで、ボールの入る回数が少なすぎてあまりわからなかったのは残念。
鈴木優磨との組み合わせ含めて、どう変わっていくか。
他にも色々あるけれど、やっぱりこのチームは、"全ては勝利のために"
を掲げている以上、負けながら修正はできない。
勝ちの中に、さらに勝ちを積み重ねるために修正をしていく。というのは中々タフである。
サポーターもガラが悪いから、待ってくれないし。(笑)
という、リーグ初戦でした。
また次節、ホーム開幕戦に期待。
関係者各位、お疲れ様でした。
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