【体験談】誰でもできる-究極・暗記術-
とりあえずと言う気持ちから始めてみる
確かに「とりあえず」で終わっては意味がないのですが、始めてみないと何も変わらないのも事実です。
「とりあえずやってみる」何かを学びたい、身につけたいとおもうのならこの精神はとても大事です
やりたいことをとりあえずやってみる。
かじる程度でいいのです。
最初から立派な道具をそろえるとか、これで「身を立てる」とかとか気張らないことです。
「とりあえず」という気楽な気持ちで最初の一歩を踏み出せばいいのです。
私自身、この「やってみる」という言葉に大きく影響されてきました。
最初の一歩を踏み出した時点で5割は達成
最初の一歩を踏み出した時点で、目標の5割は達成してる
この言葉を聞いたことがありませんか?
実際、はじめてみてどうも自分には向いてないと思うこともあるかもしれません。
そのときはやめればいいのです。
すごく単純な話だと思います。深く考えないこと。
昔ながらの考えもあってか日本人は真面目な傾向があると思います。
「向いていなければやめればいい」くらいの気持ちでいいのです。
私自身やり始めたけど、結局やめたものがたくさんあります。
たとえば、楽器。
ギター好きの人に教わってやってみましたが、あまりうまくできず、またうまくなりたいという思いもなかったので、音楽はもっぱら聴く専門です
これはこれでよかったと思ってます
チャレンジしたことで適正も知ることができましたし、楽器をやる人とともいろんな話ができるように
なったので
実は勉強にしろ、何にしろ最初の一歩を踏み出した時点で、目標の半分は終わっています。
もし10のステップがあるとしたら、最初の一歩を踏み出した時点で半分の5ステップは終わったことと
同じことだといつも思っています。
そこまで登って来れれば目標まではあと一息です
だからこそ最初の一歩を踏み出しそれを確実になものにすることが肝心なのです。
自分の可能性を信じる
「お金のことも時間のことも、そして実現も可能性も気にしなくていいから、いまやりたいことを言ってみて」と言われたとします
あなたの頭にはどんなことが浮かんでいますか?
誰にだってひとつやふたつ、やりたいことがあるはずです。
一切の制約がないという条件なら、やりたいことはどんどん湧き上がってくるでしょう
では実際に「やってみはどうですか?」と言われたら、あなたはどう答えますか?
たぶん多くの人は「無理ですよ...」というのではないかと思います。
そして、その理由をいろいろと並べて立てるのではないでしょうか?
たとえば、「自分には向いてないと思うし」と言う人がいます。
しかし、やる前から向いているかどうかなんて、だれにもわからないと思います
「失敗すると恥ずかしいから...」とためらう人がいます。
それは「失敗=マイナス」という精神構造を徹底的に叩き壊す必要があります。
「とりあえずやってみるか」と始めない限りは新しい何かは絶対に始まりません。
そもそも失敗をマイナスと考えてしまうのは物事を「短期」で見ているからです。
物事は絶対に「長期」でとらえるべきです。
長期で見れば、失敗はマイナスどころかプラスに転じることだって多々あります。
うまくいこうが失敗しようが、何かに挑戦すればその経験は必ずあなたの中に意味のあるものとして残ります。
とりあえず、何も考えずにやってみることです。
世の中、何もしないでボーッと生きている人も多いのですから、それだけで頭ひとつ分は抜け出ることが
できます。
周囲のマイナスな声に惑わされず、ガンガン進みましょう
「あなたにはムリだから」に屈してはいけない。
「ムリだよ」とやる前から判断するのは本人だけではありません。
家族や教師、上司、友人などなど、あなたの周りの人間の中には少なからず「ムリだよ」という人がいます。
もしかすると、この周囲からの「ムリだよ」は自分で「ムリだ」と決めてしまうよりも強烈かもしれません。
ですが、ムリかどうかはその後の結果が決めることです。
予言者でもない限り、言ってくる人の言葉が必ずしも当たるとは限りません。
さらに、経験上「ムリだよ」と言ってくる人たちは自分の発言に責任は取りません。
一体何をもって「ムリだ」とあなたに言うのでしょうか?
だからこそ、突き進んでください。
そういう声には耳を傾ける必要はありません
あなたのためにあえて苦言を呈してくれる人たちとは意味が違います。
短時間で実力アップする人がやってること
1時間の勉強でどれだけ学べたかを意識する
勉強で一番大切なこと、それは「時間対効果」です。
つまり、一定の時間でどれだけたくさんの勉強をしたかが重要なのです。
これは私の昔からの鉄則です。
多くの人は勉強は時間をかけて長くやればやるほどいいと勘違いしています。
「睡眠時間を削って目の下にクマを作ってやりました」
という美談をよく耳にします。
もちろん3日間で仕事を仕上げないといけなかったり、短時間で処理しなければならないときは、
睡眠時間を削って処理しなければならないと思います。
また技術的なことを磨くためには、そういった方法は有効かもしれませんが、
それでもやはりそれを1か月、半年と続けていけば最終的な仕事の時間対効果は下がってしまい、いくらやっても勉強や仕事の結果を出しにくくなるからです。
長時間やるよりも、密度を濃くすることを目標にしてください
一時間での記憶のステップは自己流でありますが、このような展開となります
まずAを覚える、そしてBを覚える、
そのあとに何も見ずにAはなんだったかを見ないでソラで暗唱できるかどうかを確認してください
Aを覚える、Bを覚える、Aを確認、Cを覚える、AとBを暗唱、というステップです
この時にAを繰り返すのはおよそ5回ほどで大丈夫です。
厳密に回数を指定しているのは、人間の脳は覚えた日から一度寝ないと定着しないからです。
これは自分が勉強することが慣れてなければ慣れてないほど定着しにくいです。
たとえば英語を勉強するときに、英語自体が高校を卒業して以来全く手をつけてない状態の場合、頭に文章は入りにくいし、文自体が長く感じると思います。
これは頭の中に英語が定着していないので長く見えてしまい、覚える処理能力を超えるからです
逆に暗記・暗唱を日々繰り返していると、脳が英語に慣れると同時にインプットされるので、
だんだんと英語の文自体が短く感じるようになります
1時間、30分の中で「どれだけ学べたか、どれだけ暗唱できるようになったか」
これが一番肝心な事です
もし暗唱がスムーズにいかなくてもマイナスな気持ちになる必要はありません。
すでにスラスラ暗記するためのステップは頭の中に蓄積されています。
覚えたいことは声に出して読む、そして見ないで言えるかどうかを確かめる
●暗唱を生かした著名人
貝原益軒(1630-1714)……81歳のときに著した「和俗童子訓」で四書五経を毎日百字百回暗唱するという勉強法を提唱しました。益軒の影響は日本全国々に及び、江戸時代の日本の教育の大きな方向を決定しました。暗唱は子供だけでなく、大人にとっても価値があると述べています。
シュリーマン(1822-1890)……独学で十ヶ国語以上をマスターしトロイアの都を発掘しました。そのときの勉強法が、外国語を辞書にも文法書にも頼らず大声で音読し暗唱するという方法でした。生まれつき弱かった記憶力が、この勉強法で改善したと述べています。
野口悠紀雄(1940-)……経済学者。自身の中学高校時代の経験から英語の勉強法として音読暗唱を提唱しています。高校時代、英語は教科書をただ音読するだけで好成績を維持し東大工学部に合格しました。しかし、そのように単純な方法なのに実践する人が少ないと述べています。
音で覚えたものは忘れません
はっきりと覚えています。
学生時代に出会ったヤンキーの人がやっていた暗記
自分が音読に出会ったのは高校1年の時。
中華人民共和国の国号を殷から現在の中華人民共和国までその場で覚えて、社会科教師の前に行って暗唱せよ、という授業でした。
歴史などは成人してから興味を持ったのですが、当時は全く興味なし。
しかも制限時間はその授業の時間内というリミットつきでした。
その時、横を見ると眉を剃ったヤンキーの同級生がブツブツ言いながら、何回もやり直してるのを見て、自分も同じようにやってみました。
自分で言ってみて、思い出せなければまた教科書を見て確認、そしてまた見ないで声に出して言う。
彼はそれをずっと繰り返して、合格をもらってました。
よくよく考えると、これは九九を覚える時に小学校でやってた気がします。
その課題はなんとか乗り越え、事なきを得たのですが、なぜかそれからも中華人民共和国の国号の並びはたびたび思い出すようになり、この時の成功談?を取り入れて暗唱することを資格試験に取り入れていきました。
これほど効果の高いものを、普段の学習に取り入れないのはもったいない話しです。
そこで私は、時間対効果を高めるために、自分自身の学習には積極的に取り入れてます。
暗唱の具体的な手順
ここで暗唱の具体的な手順について解説します。
一度で全部やる必要はありませんし、それはほぼ不可能なので、周回する、周回する速度を上げるという点に重点を置いてみてください。
実際の手順は図のようになります。
ここではより複雑なものをかみ砕いて説明するために日本国憲法の条文を使いましたが、暗記したいテキストや文章に置きかえて読んでください。
要するに、一度でやる深さはやや浅めでその代わりに日数をかけて暗記の精度や完成度を高めていく、という考え方です。
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