【スキルUP】会話スキル・接客スキルをアップさせる話し方
はじめに
「なんで毎日イヤなことばかり起きるんだ」
「あいつとは顔を合わすのもいやだなぁ」
「もう月曜日かぁ、憂鬱だなぁ」
サラリーマン時代の私は、全く楽しいことがなく、いつも何かしら漠然とした不安を抱え
鬱々と悩んでいました。
仕事に出れば、気の合わない上司や同僚との人間関係に悩みます。
一歩外に出れば、車からのけたたましいクラクションを鳴らされます
唯一リラックスできるはずのランチでさえ、私が頼んだメニューだけ遅れて出てきます。
仕事でも結果は出ず、毎日が自宅と会社の往復のみで、全く楽しいことなく、年を経るごとに
どんどん話せる相手が減っていきます
そんなある日、ある先輩を見たときにフッとあることに気づいたのです。
「あれ?さっき「〇〇と○○ならどちらがいい?」って聞き方をしてたな」
「自分とは全く違う接し方をしているなぁ」
そう思った私はその先輩を見ながら自分で気づいたことを少しずつ実践してみました。
その日から様々なことが変わりました。
ちょっとしたものの言い方や接し方、そのほんの小さな「気配り」の違いで、周りの反応が全く
違ったものになっていったのです
人は違いがあることを認識して初めてその重要性に気付くことができます。
本人が意識せず気が付かないことは、どんなことでも自分のものにはできないものです。
興味がなくなるとその対象を探しにいかなくなるもの、目に入らなくなるものです。
パチンコをやめると、看板が目に入らなくなったり
ブランドを買うのをやめると、ブランド品に目が止まらなくなったり、と。
逆に強く意識し、気づいたことは遅かれ早かれ自分のものにすることができます
「成功してる人は人の接し方がすごいです」
このことは夢をかなえるための、そして人生をよりよくするための大きなヒントになります
エグゼクティブと呼ばれる人たちはみんな、本当の生き上手な人達です。
もちろん、人に好かれたり、人付き合いが上手といっただけで、即座に成功でき、
夢がかなうというわけではありません。
しかし、人に喜んでもらうことを自然にできるというのは、成功への大きな基礎です。
これは商売であっても全く同じです。
質問してみる
以前、会社勤めをしていたころ...
常に歪んだ精神状態で過ごしていました。
他の同僚がうまくいけばガッカリして、失敗すると喜ぶ。
こんな醜いことを考えていることが嫌だったのですが、勝手にわいてくる感情はどうにもなりません。
しかしあるときからこういう意地の悪いことを考えなくなりました。
職場を常に「何か得るものはないか」という目でみるようになったことです
この心境の変化によって気づいたことがあります
それは「今いる場所での成功例が何よりも一番役立つ」ということです。
これは非常に大きな気づきでした。
「成功事例・失敗事例を聞かなかったなんて今までなんて損をしていたのだろう」
とすごく後悔していたものです。
中にはこのことに気付いた時に、何人かの有能な人が転勤になってしまって、二度と話を聞けないこともありました。
過去の自分のように人の成功をやっかみ、他人の不幸を喜ぶ。
こんなことを考えながら物事を進めても、絶対にうまくいくことはありません。
苦しい時や精神的に疲弊した時はどうしても自分のことしか考えられない時があるのも確かです。
ですが、そんなときこそ結果を出した周囲に「よかったね、どうやったのか教えてよ」と問いかけてみてください。
このあとお時間もらえませんか?
大事な相談だからと言って忙しいときに来られても...
これは受ける側であれば誰でも思うことです。
体感的な話ですが、自分に降りかかる用事というのはなぜか立て続けに訪れて、落ち着く時はまったくない感じがします。
相手の人にもアポイントを取るようにしましょう
相談される相手にも予定があるもの
いきなり内容を話すのではなく、アポイントの確認からしてみましょう
相手の都合を聞くようにすると
相談される相手にも予定があるもの。
必ず予定を聞き、アポイントを取る。
アポイントを取ることでお互いゆっくり話ができます。
相手にも相手の事情がある
相手にも相手の事情があり、立て混んでいる場合も多いはずです。
その状態で突然、相談や話を持ち込まれても相手は困ります。
当たり前のことですが、相手にも予定があります。
そのことに気付いた後は、予定を確認してから相談するようになりました。
同僚だと一声かける
家族だと「手が空いたらLINEください」とメッセージする
LINEで「相談があるのですが、今大丈夫ですか?」
これだけでも相手の印象は違ってきます。
またじっくり相談したいときはお昼に誘います。
お昼の時間は移動時間も含め1時間はあります。
このときにゆっくり相談するようになりました。
上司だけでなく、職場の人、家族の人たちに相談する時もアポイントを取るようにする。
いきなりよりも心象が良くなるのは間違いないはずです。
身近な人にこそアポイントを取るようにしてみてください。
ちょっと聞いてもいいですか?
一人で悩んでいるより周囲の人に気軽に相談した方がいい結果を得られることは多いです。
「う~ん、これどうやったら?」
一人であれこれ悩むのではなく、周囲の人に相談する。
相談は重要なコミュニケーション
ただし、なんでもかんでも相談しすぎることには要注意です。
あなたも恋愛の相談をしているうちに相手を好きになったということがないでしょうか?
相談は、相手との親交を深めるための重要なコミュニケーションです。
一人で考え込んだり、勝手に判断して間違えるより、相談をするほうが遥かに時間効率的にも良くなります。
相手の迷惑にならないようにしなければなりませんが、1回よりも5回相談した方が親密度も上がるのです。
具体的には誰彼構わず相談するのではなく、「世話好きな人」「よく相談されている人」を選ぶようにしてください。
「聞いてもいいですか?」と話しかけることが一番簡単な方法です。
<更には>
教えてもらったことには必ずお礼を言い、その場で実行するようにしてください。
私も「ありがとう」を必ず言う、という風に躾けられて来ましたが、この辺りは家族・恋人など距離感は関係ないはずです。
またその場で実行できない場合も、その後の結果を必ず報告してください。
報告まであれば、相手も教え甲斐があったというものです。
自分が頼まれたら?と考える
しかし別のケースでは....
●《仕事なんだから、家族だからやって当たり前》ではないです。一瞬で敵に回ってしまいます。
●協力してくれる人がいてこそ、物事は進展します。
●自分が頼まれる側だったらどういう言い方が不快か、あるいはどういう言い方ならいいか、を意識してみてください。
職場では「相手の立場に立って考えること」とよく言われます
確かにその通りです。
この言葉ほどわかっていそうで、実際はわかりにくい言葉はありません。
あなたの職場や周囲でもやたらと上からものをいうタイプの人が一人や二人いないでしょうか?
そういった人に気持ちよく協力する気にはなれないと思います。
もちろん立場上協力しないといけない場合もありますが、それはただ割り切ってるだけかと思います。
仮に同僚や他部署の人たち、家庭では家族の人たちから総スカンをくらい、誰も協力してくれなくなったらどうでしょう?
これほどやりにくいことはありません。
ちなみに私はかなり不遜な性格の人間だったので、このことは経験済みです。
総スカンをくらって、一緒に働いてる人からハメられた時は、涙が出て泣いてしまいました。
でもこれは私が悪いのです。
言われるようなことをしてる自分が悪いのです。
答えは単純です
『相手の立場に立つ』というのは職場や家族と言った人間関係には必須の考え方です。
『もし自分が頼まれたら』と考えてみてください。
自分の中でシュミレーションをしてお願いすれば、相手を敵に回すことはなくなります。
では具体的にどうすれば、というのは簡単です。
まず相手の都合を聞くことです。
そのうえで「お願いします」ということです。
もっと言えば、周囲の情報や相手の行動パターンから、「相手の都合を聞かずとも相手の状況を把握」というのも取り入れれば、なお良しです。
情報戦はほぼすべての面で必須です。
相手の立場を考慮した態度は、相手に必ず伝わります。
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