マニュアル通りした者の末路
あるサイトと本を読んだときのこと….
「相手の動きに合わせて自分も動くことによってペースを合わせて親近感を持たれる」
という一文がありました。
会話のペースを合わせる
行動をマネすることによって親近感が増すという風に解釈しました。
それを読んだ自分はさっそく実践することに決め、お客様との会話の中でさっそく試してみることにしました。
お客様がゆっくり話をしたら、自分もゆっくり話す。
お客様が考えこんだら、自分も考え込んだ姿勢をする。
お客様が目をこすったり、頭を軽くかいたら、自分もかく。
「とにかく集中してマネをしてみよう!」
意気込んだ私ですが、ある日別のお客様を前にして同じことをしてると
「さっきから何なんですか?何をしようとしてるんです?」
と言われてしまいました。
「すみません……」
真っ赤な顔をして謝罪をしましたが、お客様の顔に笑顔が戻ることはありませんでした。
もちろん商談も破断になります。
思い切り人を馬鹿にしてた態度だと、思い出せば思い出すほどその人に申し訳ない気持ちになっています。
今から考えると、ただ単に確信のないことをそのまま右へならへの感覚でやっていただけでした。
もう一度そのサイトや本を読みなおして、自分が体験した出来事や失敗と照らし合わせて新たに考えてみたのが….
話すペースを合わせる
一問一答にするよう自分の会話を心がける
相手があまり動かない時は頻繁に連絡はしない
という風に変えました。
相手のペースに合わせる、というのも意味と把握が変われば効果的です。