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Good "Will" Hunting

素晴らしい「意思」を掴む。

観終わってからじーんと心に刺さる映画だ。

感傷というか余韻に浸りながら少しずつまとめていく。

決して理解できるとも同じような経験をしたとも言わない。

私の母は、私自身を見て受け容れるのではなく、私の成績や世間体ばかりをみて評価していた。私の成績のせいで家族はいつもギスギスし、楽しい会話も旅行も無かった。父とはほとんどまともな会話をしたことがない。

今でも、無意識に、成果が出せなければ生きている価値がないように感じてしまう。

高校3年生のはじめ頃から、私にアプローチしてくる人がいた。その夏から付き合った。優等生の振りをしている自分とは正反対の、自由に生きている人間で周りからは驚かれた。でも笑いのセンス、好きなことがお互いに合っていた。私は辛い受験勉強や家族の不仲から逃れることが出来た。何よりも、その人は私の全てを受け容れてくれた。

でも大学1年の夏で別れた。

理由は、自分が無かったから。やりたいことも自信も。

だから、2019年、2020年の目標は、「自己受容」だった。自分の親、そして生まれてから小中高の自分を否定し、好きな人を拒絶し別れ、自分を再構築し認めるのは正直きつい。

でも、私は前に進む。

「誰とも本気で付き合わず一生を過ごす」

別れて1年半くらいは、一生の伴侶なんてものは、一生作らないと決めていた。毎晩寝られなかった。2年以上経った今でも寝られない。
無意識に異性に心理的に近づきすぎないようにしてしまう。

でも、私は前に進む。

前の失敗を次に活かさなければ、その失敗がうかばれない。
これは進撃の巨人を見て染み付いた考え方だ。死んだ人に意味を与えられるのは、私たちなんだと。私たちが頑張らなくてはいけないんだと。

自分のした、自分に価値がないと思うような経験はもう誰にも二度として欲しくない。そういう人を救いたい。

私は、その人の話を聞き、受け入れ、味方であり、居場所であると言い続ける。自分の出来る最大限で。

私の夢は、「視野の広さを持った研究者として、生きにくさを抱えた人を助けることに貢献すること」だ。

私は自分の決めたwillをやり通してみるぞ。

人生という暇つぶしに乾杯。

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