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圧倒的な差

会場契約後に損をしない為のチェックリストとして下記のサイトを参考にしてみてください。

☝︎https://fam-wedding.com/bridal-fair-question/#toc1

要は、見た目の素敵なチャペルや、おしゃれな雰囲気だけではなくて(卵でいうと殻の部分)
中身も比較してみる方が良いという内容ですね。

とてもよくまとめられていて、卵でいうと白身の部分がピンポイントで説明されています。
全て、とはいかなくてもこの中のどれが自分にあてはまるかをチェックして会場へ質問をし、安心なさって、ご契約なさるのが一般的です。

結婚式のスタイル=会場ごとのスタンダード

私が解きたい上記の方程式は、この”白身”の部分ではなくて打合せが始まらないとわからない”黄身”の部分です。

これまでの列席経験を想い出してみてください。
見た目の違いだけで、結婚式の中身がたいてい同じだと感じる方は少なからず多いのではないでしょうか。
いわゆる“一般的”というものです。日本人が大好きな“一般的”。ご祝儀があるとはいえ、多額の金額を結婚式にかけるのに選ぶのは“一般的”。
昔から不思議だなぁと思っていました。人の印象は、とにかく真面目でこういうものだ、と一度インプットされると右にならう、そんなイメージです。(お祝い事ですし、失礼な事はなさりたくないという保守的な考えがあるからかもしれません)

私が、特に打合せで重要視する(特に時間をかける)ところは進行の部分です。
ここを紐解いていくと、オリジナルやら、サプライズやら、感動エピソードやら、様々な事が明るみになっていくわけですが、いつからか、いくら素敵な提案を思いついても会場ごとのスタンダードが邪魔して叶わない事があり、結果“一般的“に引っ張られてしまう事に、はがゆさを感じていました。
“そこまで進行に力をいれなくても?”って今は感じるかもしれませんが、自分が結婚式をするという立場になるとそうではなくなっていく方々は大勢いらっしゃいます。自分たちの結婚式の事を真剣に考えるようになるからです。

記憶に残る二人だけの特別な時間を創る事に尽力する為に必要なポイントを3つあげます

「時間・場所・人」 


もうほんと、これにつきます。
簡単にいうと新郎新婦に与えられた
自由に(独占して)使える「時間・場所・人」はどれくらいあるのか(いるのか)の事を指します。

ブライダル業界を支える4本柱を思い出してください
①ホテル
②ゲストハウス・ハウス(結婚式場)
③レストラン
④リゾート・アウトドア(箱貸し会場)

私はこの①〜④を熟知したら、ウェディングプランナーとしてさらに磨きがかかるのではないかと思ったのがきっかけもあり、フリーランスになりました。
そして3年間という期間を決めて、業務委託として4本柱の様々な会場に入り、スタンダードを分析してきました。その数を数えたら、約50会場。分析した理由は、どれ位の企画・提案レベルまでが、その会場の限界なのかを見定める為です。
二人の想いを進行に変えることを、どこまでのレベルまで受け入れてもらえるのが可能なのかをはかってきました。

4種類(4本柱)は
「時間・場所・人」に圧倒的な差があります。

さらにいうと、圧倒的な差がある事をその会場につとめているウェディングプランナー陣はほとんど知らず、むしろそれが“一般的”であると思っています。つまり、それが会場ごとのスタンダード。
それぞれの会場で、そのスタンダード(本当はその会場のルールなのですが)を“一般的”として
普通にお客様に伝えているのです。
お客様はほとんどの方が初めての結婚式ですし
“一般的“の響きに安心しますので、スタンダードを受け入れそのままのとおりにするという流れが、むしろブライダル業界全体の”一般的“です。

もちろん細かいルールの差はそれぞれありますが統計的に圧倒的な差が出るその3つ

会場ごとのスタンダードを説明する前に
「時間・場所・人」が、どれだけ新郎新婦とゲストに影響するものなのかを、そしてその”圧倒的な差”を説明したい。 
話をきいてからの判断はもちろんそれぞれですし、自由に行動をして欲しい。ただ、知って欲しいのです。
もう自由にセレクトできる時代なのですから。

もうしばらく おつきあいくださいね。

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