読書録「YOUR TIME ユア・タイム: 4063の科学データで導き出した、あなたの人生を変える最後の時間術」
今週は時間術に対する本を読みました。
そもそもの話、人が時間を基準に物事を考えるようになったのはここ200年くらいの話で、それまでは朝起きた、雨が降った、お腹が空いたなどのイベントを中心に生活していました。
産業革命以降で生産性を上げるため、たくさんの人を同じ時間で管理するために細かな時間という概念が必要になったようです。
そのため、そもそも時間をマネジメントするには無理があるとのことです。
衝撃的な話ですね。
時間の管理によく使われるTODO、カレンダーなどは時間を管理しているようで、実際には出来ていません。
活用したところで、主観的な満足度は上がるものの、実際には時間を効率的には使えてません。
会社で良く時間を効率的に使おうと言われますが、この先何を信じれば良いのやらという感じでした。
言われているものの、自分自身そんなに上手く使おうという気もなく、時間が開けば他の人に渡さずに仕事をしたりして、時間が捻出できたり余っても労働時間に対してそれなりのタスクを入れてしまってます。
時間の問題というより心の問題と言われてもある程度しっくり来ます。
時間を余らせる方が勿体無いので今までのやり方をしてしまう、効率的に行っても帳尻を合わせるように休憩や雑談してしまうといった感じです。
そう考えると心の問題の範疇な気もしてきます。
心の問題として捉えた方がいいやり方があるのかもしれないですね。
あまり触れてないですが、この本の重要な話としてはTODOもカレンダーも特定の人には極めて強力に効果を発揮するそうで、発揮する特性を持っているなら試すべき時間術はこれだ、みたいなことが書いてあるので興味ある方は是非。
序章だけでも今までの常識を覆されます。
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