読書録『バナナの魅力を100文字でつたえてください』
Amazon prime readingを適当にチェックしていたところ目についたのがこの本。
インパクトのある本のタイトルなので読んでみました。
読んでみたところコミュニケーションの本でした。
コミュニケーションの中でも、伝え方、伝わり方に対して焦点を当てておりなるほどなと思う事がいくつかありました。
人は正しさよりも、伝わったことで判断する
例えば、選挙の広告やニュースをみてある人はこの人を支持したいと思っても、別の人は同じ人に対して絶対に投票したくないと思う人もいます。
同じ情報を見ても人によって伝わり方が違います。
伝わるにはいつくかの構造があり、ゴールを設定する事や相手の視点で考えたりする必要があります。
また、信頼関係や感情の起伏でも伝わり方が変わってきます。
伝え方にも技術があり、比較を使う事、言い換える事、例えることなどがあります。
その中でも、ファクトとメンタルの法則はぐさっと来ました。
事実を伝えたいか、感情を伝えたいのかという話です。
話し手と受け手、それぞれが解釈違いを起こすととたんに伝わらなくなります。
仕事中に事実と感想を別で話してと言われる事が多く、それはこんな理屈だったんだなと改めて納得させられました。
人と話す仕事をする人、役職につく人、就職や転職する人には一度読んでみるといいかなと思いました。
内容以外のところに触れると、2時間くらいでサクッと読める分量なわりに中身が濃い印象でした。
また、全てではなくともキーワードのいくつかは頭に残る感じの本でした。
バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則 https://www.amazon.co.jp/dp/B09NRKRC9Q?ref_=cm_sw_r_apin_dp_X69HWBGZNCXV1ES06E3P
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