【生後2か月半】ミルクアレルギーの次女、アレルギー科初診
生後3日から粉ミルクが飲めなくなったミルクアレルギー(消化管アレルギー)の次女の記録です。
過去の記事↓もよければご参考までに。
アレルギー科の初診
生後2か月半経ったところで、退院時に予約していた「アレルギー科」の初診にかかりました。初診は、担当医との顔合わせと今後の見通しなどについてのお話で終わりました。
「消化管アレルギー」は、食物アレルギーとは違い、アレルギー反応の出る食べ物を口にしたり、触れたりすることで発疹が出る、みたいなものではなく、消化管が炎症をおこしてしまうものなのだそうです。その為、便に血が混じったり、嘔吐が繰り返される等の症状が出ます。
「はうるJr.2号」(次女)は、一般の粉ミルクで強く反応が出てしまっていました。心配だったのは、消化器自体が弱いのではないか。今後は、牛乳や卵、小麦などといった食品でもアレルギーが出るのではないか、等の事でした。いろいろ、医師に質問をさせて頂きましたが、以下のような点がクリアになりました。
血液検査では、ミルクアレルギーの数値が高めに出たものの、「ミルクアレルギー」と断定はできない
食物アレルギーとは違うので、発疹が出てきたりするものではない
ミルクアレルギー(消化管アレルギー)だからといって、卵や小麦など他の食品でもアレルギー反応が出るわけではない
ミルクアレルギー(消化管アレルギー)は、8~9割くらいが1歳までに良くなる傾向で、予後の良い病気と言われている
断定できない、というのは、アレルギーは断定が難しいようで、血液検査で高い数値が出ていても、必ずしも症状の原因とは断定できず、その時の状況からみて、「アレルギーの可能性が高い」という判断になるそうです。
「はうるJr.2号」の場合は、生後間もなく一般の粉ミルクを飲んで症状が出始め、エコー検査、レントゲン検査などしてみても、どこか狭窄している様子はみられませんでした。一方で、ミルクアレルギー専用のミルクを飲むと症状が軽減され、それに加えて血液検査でミルクアレルギーの高い反応が出た、というので「ミルクアレルギー」の可能性が高い、という診断でした。
今後の見通し
これからは、どのように対処していけば良いのか?離乳食の始め方や時期などについても、聞いてみました。
次回の外来で一度血液検査してみる
離乳食の開始は遅らせずに、5か月からスタートする
離乳食は、アレルギーが出にくいお粥や野菜からスタートし、食べる品目や量などは、医師とも相談しながら進める
負荷試験は、様子をみながら必要であれば病院でも実施(入院/通院)
恐れず、とにかく食べさせてみて、様子をみていく
という感じで、アレルギーが怖いからといって、離乳食の開始を遅らせる事はしないでほしい、との事でした。むしろ、現時点で「ミルクアレルギー」の可能性が高いので、早めに他の食物でも症状が出てこないかを判別していきたい、というのが医師の狙いだそうです。
とにかく、食べさせてみる・・・というのが大事なのだそうで、食べてみて何かしら症状が出るか?症状が出たら、どれくらいの量を食べたら、どれくらいの症状が出るのか、といったカラダの反応をみながら、対処を考えていくようです。対処といっても、アレルギーとなる食物を除去していったり、症状が出ないくらいの量を見極めて食べさせたり、うまく付き合っていく方法を探るような感じになるのだと思います。
成長と共に消化器が発達して、食べれる量が増えたりするそうで、そうやって快方を「待つ」のだそうです。
これは・・・焦っても仕方ないですね。気長に、子どものペースでやっていくしかない、と覚悟しました。( ̄▽ ̄;)
初診は、こんな感じで、医師にいろいろとお話を聞く事ができました。
次回は、5か月あたり、ちょうど離乳食をスタートさせる頃に、また外来受診となります。次回は、一応血液検査を実施予定です。
血液検査で、食物アレルギーの傾向も分かるようですが、あくまで参考にする程度のものだそうで、実際には食べさせてみて、カラダの反応をみながら食べるものや量の進め方は相談していきましょう、と。
今のところ、「はうるJr.2号」は肌もわりと綺麗(つるつるしている)で、アレルギー用のミルクで体重は増えているので、みたところでは軽度のアレルギーだろう、との事でした。
離乳食開始したら、どうなるのか・・・というところですね。(汗)
また、その後のアップデートしていこうと思います。
生後2か月半の現状は、こんな感じです。