【1歳】ミルクアレルギーの次女、初めての食物負荷試験
生後3日から粉ミルクが飲めなくなったミルクアレルギー(消化管アレルギー)の次女の記録です。
久々の投稿(記録)になりますが、次女が1歳になりました。
お母さんからもらった抗体が減り始めるのは、生後6か月頃と聞きますが、ちょうどその頃から、よーーーく体調を崩すようになってしまいました。(まだ、保育園に通ってもいないのに・・・。汗)
風邪をひくと鼻水、鼻づまり、咳。そして・・・吐く。
生後10か月頃には、新型コロナウイルスに罹患し、初めて39度以上の熱が続いたり。コロナから回復後も、咳が1カ月以上続き、よく吐いていました。
ちょっと体調を崩しては吐き、咳をしては吐き。腹圧かかれば吐き。とりあえず、本当によく吐くのは相変わらずな次女。( ̄▽ ̄;)
吐くときは、豪快に吐く事も多く、飲んだばかりのミルクの半量以上をマーライオンの如く吹き出すわけで。
ミルクを飲んだ直後に咳き込み始めたら、すぐに抱き上げるのですが、そのまま生暖かい液体を浴びる事もしばしば。(-_-;)
アレルギー対応のミルクを飲んでいる次女。吐き出すミルクのニオイが、ま~独特で。(-_-;) 布団やお洋服の洗濯に、一日何回洗濯機まわしているんだろうか、という日々です。
医師にも相談していますが、これは消化管アレルギーが原因ではなく、胃腸が弱いのか、胃の形状の問題なのか、もともと吐きやすいのだろう、と成長と共に吐かなくなっていくのを見守るしかないようです。
1歳になる月の受診
さ、消化管アレルギーのほうはというと、1歳になったら食物負荷試験をやる予定だったので、いよいよ!というタイミングになってきました。
1歳になる月、久々のアレルギー科受診。
この4月に、生まれてからずっと担当して下さっていたアレルギー科の先生が異動になり、新しい先生と進めていく事になりました。
前回の血液検査から半年が経過したから、というので、現時点での状態を確認すべく、血液検査を実施。
1歳になった直後くらいを目途に、日帰り入院で食物負荷試験を実施する事になりました。
この日は、食物負荷試験実施日とその前後の受診日程を確認し、終了。
負荷試験の前2週間は、予防接種はしないように、と言われ、1歳の予防接種をリスケしました。
血液検査の結果と負荷試験の説明
血液検査の10日後くらいに、結果と食物負荷試験実施にあたる説明の為に受診しましたが、肝心な「消化管アレルギー」の検査結果がまだ出ていない、という事でした。(苦笑)
血液検査は、即時性のアレルギー(所謂、食物アレルギー)と、消化管アレルギーの両方を検査している次女。消化管アレルギーの検査は特殊で、結果が出るまでに3週間くらいかかると、当初聞いていたので、まぁ・・・新しい先生だし、まだ慣れていないのだろう、、と思いつつ。(^^;)
即時性アレルギーの検査は、今回も「乳」、「大豆」、「小麦」、「卵」、「ダニ」等一般的に抗原となりやすいもので検査。結果は、半年前同様、「乳」はほんの少し数値が出ているものの、ほとんど気にしなくても大丈夫なレベル。その他に関しては、大丈夫そう!
前回は、消化管アレルギーの検査結果で、「乳」は高い数値が出てしまい、陽性でした。今回も、検査結果をみて、負荷試験で飲む牛乳の量を検討しようと思っていたらしい・・・のですが、結果が出ておらず。(^_^;)
一般的に1回目の負荷試験は、体重の1/2量でスタートするらしく、とりあえず、それでいってみよう、という事になりました。
(次女は、9.5Kg。その約1/2という事で、5ccという量で試験をします。)
消化管アレルギーだから、たぶん反応が出ても痒みとか、息苦しくなるとか、そういう反応にはならないと思うが、ただ食物負荷試験を受ける時には、念のため痒み止めの薬を事前に処方するので、当日持ってくるように言われました。
食物負荷試験当日
当日の流れは、こんな↓感じ。
・9:00 受付
・10:00 牛乳5ccを飲む
・12:00 昼食
・14:00 何もなければ帰宅
(もし、アレルギー反応が強く出てしまった場合は、1泊入院の可能性有)
一般の食物アレルギーであれば、2時間程度様子をみるのですが、消化管アレルギーなので、4時間は経過観察の必要有、という事でした。
この4時間の間に嘔吐がなければ、おそらく帰宅後も嘔吐はないだろうが、下痢になる可能性はある、というので、帰宅後も様子観察は必要そうです。
と、いう事で、いよいよ当日!
4人部屋で、この日は同室の全員が食物負荷試験の子供たち。次女が最年少で、消化管アレルギーも次女のみ。(^_^;)
他の子たちは、既に何回目かの試験のようで、付き添いのお母さん方も手順は慣れている様子でした。
体重を計測したら、ベッドに通され、その日の担当の医師と看護師と挨拶。
そして、シリンジに入った5ccの牛乳が渡されました。
飲ませるタイミングは、自分たちのタイミングでOK。飲ませてから、4時間の観察がスタートします。
慣れない環境に何かを察したのか、ギャン泣きしていた次女。
少し落ち着いたところで、生まれて初めての牛乳を飲ませました。
たった5ccでも、ドキドキです。(^_^;)
生後1週間くらいから、ずーーーっとアレルギー対応の・・・ちょっと独特な味のするミルクを飲んできたので、美味しく牛乳飲んでくれるかな?と、思いきや・・・慣れない味に飲み渋り。(汗)
何とか飲ませたところで、看護師さんにお伝えし、観察スタート!
コロナに罹患してから、咳が長引くようになってしまっていた次女は、試験当日まで咳が出ていました。その旨は医師にもお伝えしたうえで、試験に挑んだのですが、やはり・・ちょいちょい咳が出る。
咳が出る度に、記録をしている看護師さんも注意深く様子をみてくれ、記録してくれていました。
お昼には、病院で昼食が出るので、食べさせます。・・・が、ちょっと足りなかったようで(^_^;)、いつも飲んでいる『ニューMA1』というミルクを持参していたので、飲ませても良いか確認し、吐き戻しがない程度ならOKという事で了承を得て、飲ませました。
お昼を食べた後、同室の他の子たちは、体調の確認をした上で帰宅。
次女だけ、もう少し時間をかけて様子見でした。
3時間経過したあたりで、ちょっと機嫌が悪くなり、泣き出す場面がありました。これが、ただ機嫌が悪いだけなのか、気持ち悪いなどの体調不良なのか、まだしゃべれない乳児からは見極められません。(-_-;)
なので、一応こういうのも記録されていました。
3時間経過した頃なので、消化管アレルギーは反応が出るとしたら、そろそろのタイミング。3~4時間経過あたりの様子は、看護師も注意深くみていてくれました。
4時間経過!この日は、嘔吐もなく、機嫌も良くなり、そのまま帰宅となりました♪
もし、帰宅後に体調が悪くなったなどあれば、救急に来てもらって構わないので、と帰宅後の心配への配慮も頂き、ありがたかったです。
退院から帰宅後の様子
帰宅後も、しばらくはドキドキでしたが、いつもと変わらず過ごす事ができました。(相変わらず、咳は出ているものの・・・)
翌日のウンチも下痢になる事はなく、アレルギーの反応は特になさそうです!ただ、3日後に下痢っぽくなっていましたが、医師によると、3日後ならアレルギーの反応ではないだろう、と。
食物負荷試験の結果と今後の方針
試験から約1週間後に結果と今後の方針を聞きにいく予定でしたが、負荷試験を終えて間もなく、今度は突発性発疹になってしまった次女。(-_-;)
最高40.3度まで上がってしまった熱に、ちょっとビビりました。(汗)
39度台の高熱が4日続き、熱が下がると、ぶわっーーーっと全身に発疹!
そんなこんなで、試験から2週間経過した頃に、試験の結果と今後の方針を聞く事ができました。
食物負荷試験の結果としては、『保留』という事に。
咳がよくみられていた・・・が、もともと風邪気味で咳が出ていたという事もあり、たぶん風邪のほうだろうが、アレルギーが原因ではないとも言い切れないので、そういう判定になりました。
今後しばらくは、自宅でも牛乳を飲ませて、状態観察していきましょう、と自宅での進め方を説明して頂きました。
しばらくは、こんな感じ↓で牛乳を飲ませてみてください、と。
(分かりやすいように、曜日で記載)
・月曜日:5cc
・火曜日:5cc
・水曜日:10cc
・木曜日:10cc
・金曜日:20cc
・土日:20cc
・月曜日:40cc
・火曜日:40cc
・水曜:80cc
・木曜:80cc
・金曜日:100cc
・土日:100cc
2日おきに倍量ずつ増量して試してみる。週末は量を増やさない。
それを100ccまで続けてみる。この間に体調が悪くなったら、中止。
と、いう具合にどれくらい飲んだら、嘔吐してしまうのか若しくは、嘔吐も下痢もせずに飲めるのか、を実際に飲ませながら観察していく、という事をやっていきます。
ここでまた念のために、と息が苦しくなった場合に気管を広げてくれるお薬を処方頂きました。あまりに体調が崩れるようなら、すぐに病院来てください、と。
こんな感じで、1回目の食物負荷試験は終了です!
因みに、消化管アレルギーの検査結果も聞く事ができましたが、なんと!!半年前は陽性だったのが、今回は陰性になっていました。(涙)
1歳頃には、快方する子が多いと聞いていたのですが、嘔吐が絶えない次女の様子をみていて、半信半疑でした。それが、血液検査では陰性になっているというのを聞いて、心の中でガッツポーズ!!
ただ、以前からも言われていたように、血液検査の結果はあくまで参考。
実際には、口に入れてカラダの反応をみるのが、一番大事なのだそうです。
現時点では、ここまで。
また、自宅で牛乳を飲み進めていった記録も残していきたいと思います。
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