ゴキブリのバッグ

ゴキブリの卵は 茶色いクラッチバッグのような形をした 外殻の中に
綺麗に並んでいる。
その外殻は 見事なまでに 完璧なデザインだ。
グッチや ルイヴィトンのバッグのデザイナーは ゴキブリのDNAを
少なからずとも引き継いだか 無意識の記憶の中に それがあるのではないか?と思う。
人間がデザイするもの、発明するもので 自然を超えたものはあるのだろうか?
ネットワークだって 菌糸の成長と重なるし、幹細胞の治療は トカゲの尻尾
から ヒントを得たのではないか?と思っている。
私たち自身が 自然界に生息する あらゆる生物のコピーから成っている以上、マンデブロ集合のように 私たちの細部に渡って 自然界のデータが 記憶されているのだろうと思うと ゴキブリのクラッチバッグと 社交界で活躍する女性が 晩餐会などに持ってくるクラッチバッグに 違いを感じない。
コンピューターだって そもそもは 人間の脳を模倣したものだ。
人間は 自分の中にあるものを 外側の世界に作り出すことで 経済を回している 稀有な生き物だ。

今となっては 新鮮味がなくなってしまった話題だが やはりあの注入事業は
計画的に行われたという話しが 関係者から聞こえてくる。
当時 医療関係者のトップに 注入するものが如何なるもので 如何なる目的
のために行われるのか?という通達が流れてきたらしいが 後に 政府によって
重要な部分は黒塗りにされたのだという。
戦時中よりも たくさんの人が 亡くなりましたという報告があり また そのことに対して 憤る人たちがいるが 私たちがお上と呼ぶ存在は 目的を遂行したまでだ。そして 彼らの側から見れば 当然の結果となっただけだ(予定では
もっとなくなるべきだったかもしれないが)。つまり 彼らの願いが 叶ったのだ。
平和も戦争も 引き寄せの法則のように 誰かの願いが叶った結果でしかない。
私の 人生は ほとんど 思い通りに 叶えられてきたが 私の場合 たいてい 神様にお任せしている。
神様と言っても 存在のようなものではない。個人名もない。
宗教で一般に言われる存在でもない。英語で言うなら サムシング グレート。
それは 乾きかけた植物の上に 雨が降るような、疲れた人たちに 夜が訪れるような 自分たちでは コントロールできない 大きな流れの中で起こる 恵み
といえばいいだろうか?
私たちが 思考することには限界がある。が サムシング グレートからやってくる恵みは サプライズばかりだ。
縄文時代には 長い間 争い事がなかったと言われるが 仮にそれが 事実なら その時代の人たちは 恵みだけを受け取って 生きる術を知っていたから
なのだと思う。その時代が いつの間にか終わったのは 恵みを コントロール
し始めたことから 空間に歪みが起こり 彼らをプロテクトしていた グリッドが 崩壊し始めたところから 邪気がどんどん入り込んできたからなのだろうと
妄想している。
そして 変化し続けることのみが 変わらないことという 宇宙の法則から
すれば 長く続いた 縄文時代も 諸行無常の波に 消えていったというだけだ。

最近 ふと気づいたことがある。それは 物質的に大きなものを 引き寄せる人たちには 嘘つきが多いということだ。
世界中の金持ちを見れば それがわかるだろう?正直な人はいますか?
その誰もが どこかで 嘘をついて 誰かを欺いていない?
私の身近に 広大な土地を 所有している人がいる。
家族で 馬を何頭も所有し その全ての馬が 自分たちの所有する土地にいる
だけでなく 集合牧場のようなところの土地をも リースしているから 維持費だけでも かなりの金額になる。
にもかかわらず 私の知るその人は いつも お金がないふりをして 契約する水道工事士や電気工事士、庭師などは 他よりも 安くしてくれる人しか 雇わない。私なら 自分がしたくない仕事をしてくれる人には それ相応を支払うという意識だが そこが お金をたくさん持っている人と 一般人の違いだということにも 気づいた。
お金をたくさん持っている人というのは出さなくて済むなら 出さないからこそ
減らないのだ。
お金がないと言いつつ 自宅の改築をどんどん進め ボートも所有している。
お金がなかったら 明らかにできないことばかりだ。
嘘をつく人というのは 頭の中に 架空の世界を 描ける人たちだ。
それは 将来の夢を 頭の中に描くことと なんら変わらない。
そして その嘘の世界に 深く浸ることができるほどに 夢の世界に深く浸る
力が 養われていく。
今や 嘘が現実のように感じられるまでになる。それこそが 思いを現実化することにつながっていく。
こちらが 明らかに嘘だと気づいていることにすら気づかないか 無視するほど
自分の嘘に浸れるのだから これはある種の才能としか思えない。
動物の中には 餌をあげると それを どこかに隠して またもらいにくるという行動をするものもある。
その動物たちの DNAを引き継いだものが お金がないと 嘘をつく お金持ちたちだろう。
どこまで 行っても 人間は 自然から 逃れられないのかも知れない。
だからこそ 人間は 自然を越えようと 長いこと試行錯誤を繰り返してきたのだろう。
が、生命維持に 酸素と水が必要である以上 試行錯誤は 続くのだろう。
人間とゴキブリの大きな違いは ゴキブリは 自らの体内成分によって クラッチバッグを製造することができ それは自然に還りやすいが 人間のクラッチバッグは 動物の皮を使用したり 石油から作られる素材を使用したりと たくさんの工程を得なくてはならない。
そして 一度出来上がったものは 自然に還るには ゴキブリのものよりも
長い時間がかかる。
人間が ゴキブリを恐れたり 嫌悪するのは 無意識の中で ゴキブリの方が
自分たちよりも はるかに優れた存在であることを 認めているからなのかも
しれない。

本日も 妄想にお付き合いいただき ありがとうございました。
11月は 始まった頃から たくさんの人たちに 免疫低下からくる あらゆる
症状が出ています。
寒い季節に入ったことも その要因でしょう。
温かいものを口にして 足や首など冷やさないように お過ごしください。
それでは また。
 

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