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ノムさんの名言に学ぶ、宗教改革とビジネス成功論

メルマガやブログ記事を書くときに、ふと手を伸ばしてしまうのが、なぜかノムさんの名言集。

現役時代ホームランを量産したノムさんは、名言の安打製造機でもあるので、それをいくつか紹介したいと思う!


・人の悪口を言わないような人間は、信用するに値しない

・美辞麗句を並べる奴にろくな奴はいない 

👉本音で話すからこそ、信用たる人間。傷つけない悪口を言おう!


・リーダーに最も必要な資質は深沈厚重(しんちんこうじゅう)

・覚悟に勝る決断なし

・結果の責任は、すべてリーダーが取る

👉どっしり構え、決断し、責任はとる。そんな人にボクもなりたい。


・何かをしたい人は手段を見つけ、何もしたくない奴は言い訳を見つける

・情報は持つだけでは意味がなく、使って初めて価値をもつ

👉やっぱり行動が大事、行動がすべて!野球もビジネスも。


・限界に打ちのめされたことのない人間に可能性はない

・やけくそはギブアップ、開き直りはチャレンジ

👉どん底から這い上がれるかが強い人間!自分に弱いのやめます。


・この世にオギャーと生まれてきたときから、人間なんらかの才能を持っている

・人間は何のために生きているのか。幸せになるためだ

👉せっかくの一度きりの人生!幸せになろう。悪口言おう。


・夜、バットを振ることも大切だろうが、おれの話はそれ以上に大切だ。いつか必ず役にたつ。

👉何のバットかが気になります。


どうでしょう?

やっぱり、ノムさん名言。深い。面白い。

「野球は頭のスポーツ」という名言にも現れている通り、ずっと考え、悩み、行動し続けてきたからこそ、そこに重みがある、名言製造機たるゆえんなのであろう。

 

色々と紹介したけれど、特に好きなのはこの言葉。


「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

 

これ、本当にビジネスシーンで思うんだけど、たまたま集客がうまく行ったり、ラッキーで結果が出ることって、割とあるんですよ。数打ちゃ当たる感じで。

まぁ、ボクの中では、強運を引き寄せたという意味で、それも立派な勝ちだと思うわけだけど、でも成功の理由の言語化が難しいから「不思議の勝ち」って言い得て妙だなって思う。

 

でも注目したいのはそっちよりも、負けに不思議の負けはないってことなんだよね。これが本当にその通りで・・・

やるべきことができてないと、例外なく結果が出ない。成功から遠ざかる。例外なく…です。

なので人事を尽くして天命を待つ。人事はゼッタイ。その結果、不思議に勝つこともあるってわけさ。


ボクはブログを教える機会があるので、そんな時はこう言っている。

再現性のある方法で、結果が出るまでやり続けようと。

 

しっかりと知識を身につけ、戦略をたてる。これがまず、結果を出すためのスタートライン。その上で、行動する。継続する。習慣化する。

これが人事!

するとどっかのタイミングで、強運を引き寄せることになり、一瞬で、世界がガラッと変わるような、不思議体験につながることもあるだろう。めっちゃバズるとか、案件が降ってくるとか…

これが天命!


てか何なら、ボクの経験だけど…

ことビジネスに限っては、不思議な勝ちだらけ。振り返ってみると、奇跡と運が、大半の要素を占めている気がする。

でも・・・面白いことに、不思議な負けはない。ないんですよ。負けると思った時は必ず負ける。

 

ちょっと話は変わるかもだけど・・・

昔、予備校の世界史の授業でこんな回があった。ドイツの宗教改革の話だ。


ルター

「信心深く祈り続ければ、天国へ行ける」(のちのカトリック)


カルヴァン

「人間、天国行きか地獄行きかなんてもう決まってるんだから、祈って働いて、金稼いで、好きなことしろ」(のちのプロテスタント)


カトリックが普及したスペインやイタリアなどは、祈るだけで働かない国になり、経済発展が遅れ、

プロテスタントが広まった、ドイツやイギリスなどは、働くから金が貯まって豊かになり、産業革命の中どんどん経済発展していった。

ま、どっちがいいのかは別の問題だけど、これを受験に例えるならば・・・


ルター「祈ってれば、合格する」

カルヴァン「どうせ合格不合格は決まってるんだから、信じて勉強し続けろ」


ってこと。だったら間違いなく、勉強という人事をつくたほうが、不思議な合格にありつく可能性が高い。てか祈って偏差値上がるとかありえないわけで・・・

ちなみに、ボクもたまたまテキストと同じ問題がでたという、不思議経験あります。


同様に!
ビジネスに置き換えるなら・・・


ルター「祈ってれば、稼げる」

カルヴァン「どうせビジネスが上手くいくかどうかは決まってるんだから、信じて行動し続けろ」


さて、あなたはどっちを選ぶ?

神に祈るのみの方にかけてみるか。
それとも、やるべきことをやった上で、天に判断を任すべきか。

でも!「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。

だったらボクは、やれるところまでやってみたい派なのです・・・!


というわけで。
今日も頑張りましょう!



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