「いぬまるだしっ」全話無料公開中!
(※既に公開期間は終了しました)
ステマ記事みたいなタイトルですが、「U-NEXT」とか「NETFLIX」に誘導するつもりは一切ないので安心して読めます。
なんやかんやあって、外出が制限されている昨今、集英社が運営する『ジャンプ+』では、長期春休み応援企画と題して、太っ腹な無料公開が行われています。
『ONE PIECE(ワンピース)』も今なら60巻まで無料で読めます。久々に読み返すとアラバスタ編とか滅茶苦茶面白いですね。
noteでも既に「ワンピース無料公開中!」の記事が書かれていますが、『いぬまるだしっ』が無料公開されてますよ!って記事を見つけられなかったので書くことにしました。興味ある方も、ない方も下記リンクから飛べます。
「いぬまるだしっ」とは
『いぬまるだしっ』は、大石浩二による日本の漫画作品。集英社『週刊少年ジャンプ』にて2008年39号から2012年27号まで連載された
(ウィキペディアより引用)
ワンピースでいうとシャボンディ諸島編から魚人島編までの間で連載された作品です。「知らんし、ご存知みたいに言われても」という方は、作者である大石先生のツイートを参考にしてください。
もっと掻い摘むと、下半身丸出しの4才子のいぬまる君と、たま子先生が織りなすほのぼのとしたギャグ漫画です。
「まるだし」という奇抜な設定を押し出しつつも、それに頼り切らないボケの量に圧倒されます。ただちょっと天丼ネタが多いので、そこは人を選ぶかもしれません。
1話目から最初の数話は下ネタ路線でいくかどうかの迷いが見えますが、5話目辺りからは、キャラが立ってくるので、丁寧なギャグを披露してくれます。特に16話目で、すずめちゃんが登場してからは、格段に話の回し方が良くなりますね。
ちょっと大石先生天才すぎない?と思いながら読み進めると中盤あたりで、失速します(主に腰痛のため)。新しいキャラを出しては、持て余して一話で消えたり、パチンモンゲームネタとかしつこいし。一気読みだから気にならないんですが、週間で引っ張るネタはリアルタイムで見てたらきつかっただろうなと思います。
ただそんな中でも、誰もやってこなかった新しい笑いに挑戦しようという強い思いを感じられるのが素敵な作品です。
なんと他の作品も無料!
『いぬまるだしっ』だけではなく、ジャンプ+では最新作の『トマトイプーのリコピン』、電子書店の「ゼブラック」では『メゾン・ド・ペンギン』等の過去作も無料公開中です。
個人的には、現在好評連載中のリコピンは、ちょっとギャグが小奇麗すぎる印象ですね。web版に移行(主に腰痛のため)してからは同じオチを連発しすぎて、読者コメントも『しつけー』とか『矢倉の続編やれ』で埋め尽くされています。
そう考えると、週刊で連載していたバイタリティーがどれだけ大きかったのかを感じることができるかもしれません。
やっぱワンピースって凄えわ