気功(もどき)の話。見えないエネルギーの不思議
私が気功のような謎の作用に気がついたのは3年程前。
以前から、リラックスした時にだけ手に不思議な感覚が起きることがあり、それが何なのかネットで調べたのが始まりだった。
私と似た手にじわじわする感覚を得てる人の書き込みがあり、そこに『気功』と書いてあった。
私もその時は気功というものをよく知らなかったので、まさか違うだろうとスルーしていたのだが。
やっぱり『気』に関係していると思い始めたのはそれからしばらく経ってからだった。
コロナ禍で、街のあちこちに瞬間測定できる体温計が置かれるようになり、ちょうどその頃、私はとあることをすると自分の体温が急上昇することを知った。
それは…
『全集中』することである。
(鬼滅の刃風に言うと。でもこれが1番わかりやすい表現なのである)
真冬の寒い日だった。
仕事で寒い場所に座っていた私はとにかく暖かくしたいと思い、暖かくなるようにと意識を集中していた。
すると、体がどんどん暖かくなり、汗までかきはじめた。
そこで体温を測ってみると、38度だった。
体温計がおかしいのかと思うくらいの数値が出た。
しかし集中するのを止めると、体温はどんどん下がっていく。
そこでまた集中を行うとまた体温は上がる。
この現象は一度きりではなく、毎回起きた。
それは実際に起きていることだと自分の体感と、体温計が教えてくれた。
最高記録は39.4度。(笑)
手のひらに集中を行えば手のひらだけ体温を上げることもできたので、瞬間測定する体温計に手を当てると37度以上でしゃべる使用になっていたため『体温が高すぎます』と何度も体温計に言われた。
ウイルスで発熱してると間違えられる可能性があるので人目のないところでこっそりと計測をしていたが、たまに検温で高すぎる数値が出るので慌てて誤魔化したりもした。
そして、この現象をまたネットで調べて、
気功をすると体温が上昇すると書いてある記事を発見した。
ああ、やっぱり気功なのか。
と思った。
これが私が気功もどきの力に気づいた始まりだった。
(たぶん続く)