
渦巻きの謎②渦と勾玉(25.2.15追記)
渦巻きを見て思った。
さすがにいくらヲシテ文字に似てるからといって、縄文土器や銅鐸の渦巻き模様を文字と結びつけるのは安直すぎるかもしれない。
だが、思った。
渦巻き模様をよくよく見ていると、
勾玉
に見えてきた。
勾玉は縄文時代から出土しているし、渦巻きと関連があるかもしれない。
『勾玉と渦巻き模様に関係があるか』を調べてみる。
まず勾玉は『曲玉』とも言う。
『語の初出は『記紀』で、『古事記』には「曲玉」、『日本書紀』には「勾玉」の表記が見られる。』
Wikipedia『勾玉』より
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/勾玉
渦巻き模様は、曲線でできている。
つまり、滑らかに「曲がる線」である。
また、
渦
という漢字は
禍
という字によく似ている。
禍い(わざわい)と読み、災いと同じ意味である。
コロナの時、「コロナ禍」といわれたのは記憶にまだ新しい。
この漢字は一文字で「まが」とも読む。
例えば、禍々しい(まがまがしい)
禍事(まがごと)。
もし勾玉がお守りになっていることに沿わせるなら「禍事から守る玉」…のようなところだろうか?
さらに深読みすると、渦巻きは
流れ、巡りによって禍事を和すチカラ、
または禍事を清め、治めるチカラなのだろうか。
渦巻きと勾玉
関係があるかは分からないが、一つの説として提示してみたいと思う。
2025.2.9
2025.2.10 メモ
渦 波 泡(阿波)
清 浄 海 流
さんずいは水
水の力 =浄化 清めるチカラ
自然のエネルギー
神の働き
そんな力を表したのが渦巻き模様?
2.13
勾玉はトの教えを表したもの?
『勾玉の形は
ホツマツタエ「トの教え」を形にしたもの
ともいわれています。
「トの教え」とは簡単にいうと、
相反する2つのものが合わさった時、
大きな創造が起こるというもので
つまりは、陰陽統合ですね。」
https://ameblo.jp/hirocom911/entry-12885606834.html引用
『クニトコタチが子供たちに授けた教えを「トの教え」と言い、それが最初の神器となる。
後世において、「トの教え」は形で表されるようになる。
それが「勾玉」の形。』
https://7875937fbfc6f01c.main.jp/archives/1501引用
『「ア」は左回転の渦巻きで「天」
「ワ」は右回転の渦巻きで「地」
そして中央の「ウ」は「合」であり、「創造されるもの」
イザナギの左回りが左回転の渦巻き「ア」であり、「天」
イザナミの右回りが右回転の渦巻き「ワ」であり「地」
そして真ん中の「ウ」は「合」であり、創造されるもの。
(中略)
宇宙とは、目に見えないもの(天)と目に見えるもの(地)2つが合わさること(合)によって成り立っている。』
https://tkh.theshop.jp/blog/2021/10/08/155110
引用
→渦巻きは、ホツマツタヱや日本神話においては天地創造を示し、
ヲシテ文字、フトマニ図の中心になるアウワは渦巻き型である。
トの教え=陰陽の統合、創造
=アウワ=渦巻き🌀
そして、トの教えの象徴が勾玉であるとするならば、勾玉が渦巻きを表している可能性があるのではないだろうか。
2.15
ホツマについて調べてる最中、たまたま三つ巴の紋を見てハッと思った。
これは、勾玉が渦を作るように回転する様子に見えるんじゃないか?と。

『三つ巴紋は渦巻く水を表しており、火災除けとして屋根瓦などに施されました。あるいは、「三種の神器」のひとつ「八尺瓊勾玉」(やさかにのまがたま)が巴形であることから、神霊の象徴として、神紋のなかでは最も多く用いられています。』
https://www.touken-world.jp/tips/52204/#:~:text=三つ巴紋は渦巻く水,多く用いられています%E3%80%82
『巴(ともえ)は、コンマあるいは勾玉のような形をした日本の伝統的な文様の一つ、または、巴を使った紋の総称。巴紋(ともえもん)ともいう。家紋や神紋・寺紋等の紋としても用いられ、太鼓、軒丸瓦などにも描かれる。』

Wikipedia 巴 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/巴より
尾長三つ巴は非常に渦巻きに近い形をしている。
陰陽勾玉巴に関しては完全に巴が勾玉になっているのが面白い。