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君とのおもひで

第3小節  君

七海が「あれ?お金が無かったんじゃ無いの?」と千晴に尋ねた。
千晴が「え?あ、これ?これね?ある男子生徒がプレゼントしてくれたの?この学食が食べたいんだろう?買ってやるよって言ってくれたの」と七海に返事を返した。
七海が「あら、そう。良かったわね?」と笑顔で話し掛けた。
千晴が「何その人事みたいに」と七海に返事をした。
七海が「だってさ、ここの学校にそんな優しい男子生徒って居る?」と千晴に声を掛けた。
千晴が「あら?七海。そんな人居なかったの?」と笑って見せた。
七海が「だって、私の時なんて誰1人そんな優しい人居なかったな。羨ましいよ」と千晴を見て羨ましがって居た。
隣のクラスから「ね?あの子上級生じゃない?何かいかつそう」と言う声が聞こえて、七海達が振り返った。
教室のドアから、あの奏が顔を出して居た。
クラスの生徒が「ね?あの人とどういう関係?いかついね」と千晴に話し掛けて来た。
奏が「あのさ、千晴ちゃんって言うのかな?」と声を掛けた。
千晴が「さっきは、ありがとう。助かったよ」と奏に返事を返した。
奏が「いやいや、そう言われると嬉しいね?こちらこそ、ありがとう」と千晴にお礼を言った。
千晴が「あと何かある?」と尋ねると、奏が「あぁ、千晴ちゃんって気になってる人とか居る?」と聞いて来たのだ。
千晴は「まだ、そんな人はいないけど」と奏に返事を返した。
奏が「じゃあさ?僕と付き合ってみない?お試し期間って言う感じで」と千晴に話し掛けた。
千晴が「そう。でも、まだ男性と付き合う事をしたことがないから、ちょっと心配でね」と苦笑いを浮かべた。

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