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窓際からの日差し2-1

第1話 キミの友達

野乃が「香子、もし良かったら此処に今度行くんだけど、一緒に行かない?」と香子に声を掛けた。
香子に見晴らし祭りと言うチラシを見せた。
野乃が「此処はね?私の友達が、出店でお店を出すんだよ」と嬉しそうに話をした。
香子が「へぇー、こんなイベントがあるんだね」と楽しそうにして居た。 
道成が「何々?二人して楽しそうに話しちゃってさ」と笑っていた。
野乃が「あぁ、またお調子者の道成かぁー。何しに来たの?」と道成に尋ねた。
道成が「え?まー、野乃達が楽しそうに話しているから俺も仲間に入れて欲しいなと思ってさ」と口を尖らせて居た。
香子が「全く道成らしいわね?そうね。皆で見晴らし祭り行こうか?」と楽しそうにして居た。
道成が「おー。よっしゃ」とガッツポーズをした。
見晴らし祭りの当日、香子は「野乃、早く行こう」と手でおいでをした。
野乃が「待ってよ?きゃ」とその場でコケた。
香子が「大丈夫?歩くとあまり良くないから浴衣から洋服に着替えたら?」と野乃に尋ねた。
野乃が「あ、そうしようかな」と香子に声を掛けて家に戻った。
香子が「さて、この間にもイベントが終わる前には、出向かないと行けない」と浴衣を着て、草履でカランコロンカランコロンと音を立てながら歩いて行った。
そこには道成が居て「待ったか?今来た所なんだけど、俺のダチ来るから」と香子に話し掛けた。
香子が「そうなんだ」と辺りを見回していると、高子が「こんにちは。道成待った?」と明るい笑顔で話し掛けて来た。
香子が「化粧も綺麗だし、本当の女優さんみたい」と高子に見惚れて居た。
野乃が後から来て「遅れてごめんね?あ、初めまして、私、野乃といいます」と高子にお辞儀をした。
高子が「こちらこそ、よろしくお願いします」と楽しそうにして居た。
香子が「あの子、道成の何なんだろう?」と首を傾げて高子を見て居た。
高子が「あの、さっきから視線が気になるんですけど、何か私についてますか?」と香子にさりげなく聞いた。
香子が「何も無いよ。ただ綺麗だなって見惚れて居ただけだよ」と高子を尻目に咄嗟に返事を返した。
高子が「そうですか?ありがとう。そう言ってくれて嬉しい」と満面の笑みで香子の返事に答えた。
香子は、道成に何か尋ねようとしたが、高子との距離が近くて中々どういう関係か聞けなかった。

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