夏休みにしたことと、これからとりくんでいくこと その2
みなさん、こんにちは!
いま、キッチンで大根をコトコトと煮ながらこのテキストを書いています。
つれあいの福ちゃんに「もう冬のムードやね」といわれたけど、まだ秋になったばかりな気が……。
神奈川県生まれ神奈川県育ちの福ちゃんも
もうすっかり美濃弁になった
岐阜に引っ越してきて7回目の秋なわけですが、
(特に福ちゃんは、地元のやまうさんというかたとお話するときに、
猛烈な美濃弁になる)
そ! 大根!
一般的なスーパーだったら、年中あるのかもしれないですけれど、美濃ではまだ早いですよね。なぜ、大根があるのか。そうです。これは、岐阜のうんと山奥の道の駅で購入してきた大根なのですよ。
しかも驚くなかれ!
こないだの日曜日、わっちは「いちごジャム」を煮込んだんだな!! 「えっいちご!?!」って思いますでしょう。「冷凍!?」って。
わっちは、もう電子レンジを処分して10年以上が経ちますし、冷凍食品も極力食べないのですけれど(もちろん食べることもありますが)……オージャス(生命エネルギー)が高くなる食事をこころがけておりますですよ……なぜいちごがあるのか!
答えはこのあたりにありそう!
おほほ。そうです、高鷲です。高い鷲と書いて「たかす」と読む。
なになに? この新聞といちごに何の関係があるのかって?
わっちの煮たいちごちゃん、高鷲でいただいたものだからです。
なんと、高鷲は夏でもいちごがとれるんです!!(びっくらこいた!)
標高が高いんやね。それで、おいしいジャムを煮たんですよー。いやー甘酸っぱくておいしかったなあ!!!(ジャムって煮ているときの幸福度がとんでもなく高いですよね)
そう!
夏休み、わっちがしていたことその2。
それは、この『高鷲郷土料理新聞』のお手伝いをさせていただいていたのです。この表紙の右下にうつっているしほさんは、わっちのビジョンヨガの先生。「何かメディアをつくりたい」と相談を受けたのは、冬のことだったでしょうか(記憶が違ってたらおしえてください>しほさん)。
もともとわっちは、20代の頃から、高校生がつくるフリーペーパーとか、獣医師を目指す大学生がつくるフリーペーパーとか、専門学校生がつくる町のメディアとか、そういうお手伝いを編集者としてさせていただいたことがあり、自分が編集するのも大好きならば、編集をしたことがない人がメディアを立ち上げたり、編集をしたりということのお手伝いをするのも大好きなのでありマス!(鼻の下を人差し指でこすりながら←こういう人もうあまりいないですね)
高鷲郷土料理新聞、メインメンバーは全員高鷲の女性4名。
子育て中のおかあさんたちでつくるTAKIMATA会という郷土料理の勉強会が母体となっています。
わっちも拙著「好きに食べたい」(毎日新聞社)で、郷土料理とフランス料理をこれから注目していきたい!と書かせていただいたのですが、念願かなって、岐阜の山深い高鷲という地域にご縁をいただいて、郷土料理を学ばせていただきながら、新聞の立ち上げと編集をフォローするという幸運に恵まれたのであります。
現在は、お手伝いの女性たちも増えて、撮影のときはわいわいと大勢になるんですけれども、いやーーーー、この新聞、ほんとうによくできました!!
特にTAKIMATA会のメインメンバーである4人のキャラがすばらしいんです。
カメラマン役の京子ちゃん(いつもむすこさんをおぶって撮影している。世界広しといえどもあかちゃんおぶって撮影しているカメラマンはあまりいないのでは?)、
スタイリスト役のみどりちゃん(撮影のとき、料理をもりつけたりするのですが、その方法を伝えたらすぐにコツがわかって、今じゃプロみたいな手つきになってます)、
実際の料理全般、編集長フォローなど、全体を支える、副編集長的役割、肝っ玉母さん育子ちゃん、
そして編集長のしほさん。
4人とも料理をつくるし、記事も書くし、もちろん企画もして、いやーーーよく創刊にこぎつけました。最初は2ページくらいからかなあといっていたけれど、行政から予算もいただくことができて、10ページに! 子育てや家事やお仕事をしながらの制作は、わっちのしらないところでもほんとうにたいへんだったと思うけれど、とにもかくにもこの9月完成しぶじ創刊しました。4人のおひとがらも、ほんとうにすばらしいんです。
本づくり、メディアづくりは、情熱、愛ですね。ほんとうに。
さて、創刊号特集は、「みそ煮」。
どうも岐阜に来てからあちこちで食べられている、、とわかったのですが、高鷲でももちろんずっと食べられていて、わっちももう完全にハマってます(お漬物入れて煮たりするんやに)。地みそは、最初から入れてぐつぐつ煮ても味が変わらない。というかおいしくなる。その理由は、この新聞でエッセイを書いてくださった、発酵の研究家、小倉ヒラクさんが解明してくださっているのですが、どうもふつうのみそと、この地みそ(郡上みそ)は、みそのなりたちがちがうらしいんですね。
みそ煮、ホント、10回くらい食べたあたりから、意識が変容したかも(っておおげさですが)でもなにか腸内環境変わったかなという感じがあります。なんか、むちゃくちゃ魅力がある食べ物なんですよ、、、。
と!
くわしくは、この郷土料理新聞をお読みいただきたいのですけれども、基本、この新聞、高鷲のご家庭に配られるもので、郡上八幡のカフェなどにすこし置いてある程度! なんですが、なんとなんと、ごく少部数ですが、お渡しできるぶんがあるそうなのです。
どうしたら入手できるのか。
岐阜県郡上市高鷲町大鷲1117-1
高鷲郷土料理新聞 TAKIMATA会事務局あて
に、
「120円切手を貼り、
ご自分の住所、氏名、(つまり宛先)を書いた
B5もしくはA4の封筒」を同封して、
高鷲郷土料理新聞 創刊号希望と書いて、
お手紙をお送りください。
(2冊の場合は、140円切手を貼ってください)
お手紙には、あなたのお名前住所電話番号を書き添えてください。
あと! わたしの手元にも少部数ございまして、
ぜひ読んでみたいというかたは、
マーマーなブックスアンドソックス
でお買い物をする際に、「高鷲郷土料理新聞を読みたいです」
と書いてくださいましたら、先着10名さまに同封させていただきます。
(郷土料理新聞だけよみたいかたは、上記TAKIMATA会に切手をはってご連絡ください)
10名さまを超えたら、なにもいわずに締め切らせていただきます。どうかご容赦ください。
なお、こちら、デザインは、まぁまぁマガジンや、拙著のデザインでおなじみ、中島基文さん。むちゃくちゃデザインすばらしいです! またイラストは、郡上八幡在住のイラストレータつぼちゃんこと、大坪千賀子さん(4コマ漫画もすごくかわいいです!!)。「高鷲郷土料理新聞」の木版は、マーマーガールで声のメルマガのお仕事もしてくれているまつもとるみさん。そうそう京子ちゃんへのカメラの指導は、われらが八ちゃん、服部八さんが、熱心に行ってくれたのですよ!
ここ数回の勉強会&撮影では、チョモさんのパートナーのあすかさん(このかたは、郷土料理新聞のデスク&校閲的役割)、岐阜で古着フリマを誘っていただいたゆきゑさん、上記イラストレターのつぼちゃん、そして、京子ちゃんのむすこさんがむずかったら、さささ!!とあらわれてあやしてくれる保育のお仕事をされているタニグチさん、、、と岐阜の女性たちが集まってわいわいやっています。
料理指導は、そのときどきで、メンバーのご家族だったり、「さと味」の真美子さんだったり。こないだは、しほさんのおばあさま(90歳)がご指導にきてくださったり。
先人の知恵をみんなで学ぶ時間は、
なんともぎゅぎゅぎゅ!と濃密でエネルギーが高く、
もうすっかりその魅力に魅せられています!!
(なにせ、料理がおいしいんです。最高のひととき、、、遠い目、、、)
TAKIMATA会、で、インスタもありますから探してみてください。
さて! こんなふうに夏休みを過ごしていたんですけれど、わっちが生きているうちにやりたいことのひとつに、「映像作品を撮る」という夢があって、そうだ、この、郷土料理新聞の取り組みを映像で撮影させていただこうと、プレで撮影もはじめているのです。これが、これからとりくんでいくこと、のひとつです。
トランスフォーメーションゲームの「簡素に」という大天使のメッセージがすごく支えになりましたし、「目の前のご縁でやっていく」ということからもとてもインスピレーションをいただきました。
休むと何かが入ってきますね。
はじめての映像撮影のとりくみでどうなるかわかりませんが、まずはやってみます。やってから考えます。
そうそう、昨日からYouTubeマーマーチャンネルも再開しました。
(そこでも「休むこと」について話させていただいてます)
この夏、なにもしない、ときめて、そうして、なにか気が向いたことだけをする、ということをしてとってもよかったことのひとつが、この郷土料理新聞との関わり合いでした。いそがしかったら、できなかったことだったかもしれないです。
ほんとうに身近なこと、目の前のご縁。
そういったことが、これからとてもたいせつなキーワードになりそう。
ローカリティ、地域、個人、自分。
そういったこともますますだいじになっていきそうですね。
遠くじゃなくて、すぐ近くに、あるいは、自分の中に答えがある、
という態度やかんがえかたが、わっちはほんとうにすきです。
これが、人間としての尊厳、誇りにもつながっていくと確信していますよ!
この夏、、のお話は、まだ続きます!
今日はこんなところで。
明日はいよいよ、超常戦士ケルマデックさんとオンライントークです。
「シュナの旅」をベースに、食、農、種についてお話させていただきます!
15日正午までは、受付ができるそうです。
(13日締め切りでしたが、ご応募が多いため、急遽のばしました)
ぜひみなさん、チェックしてみてくださいね!
では、服部みれい、ど、え、し、たッ!
チャオ漬け!
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