第5節 VSノッティンガム・フォレスト

2戦連続引き分けとなっているブライトン。
フォレスト相手にどんなサッカーを見せてくれるのか。

両チームスタメン

ブライトン（H）

GK
1 バルト・フェルブルッヘン
DF
5 ルイス・ダンク
29 ヤン・ポール・ファン・ヘッケ
34 ヨエル・フェルトマン
30 ペルビス・エストゥピニャン
MF
41 ジャック・ヒンシェルウッド
20 カルロス・バレバ
11 シモン・アディングラ
14 ジョルジーニョ・ルター
22 三笘薫
FW
18 ダニー・ウェルベック

ノッティンガム・フォレスト（A）

GK
26 マッツ・セルス
DF
5 ムリーロ
19 アレックス・モレノ
31 ニコラ・ミレンコビッチ
34 オラ・アイナ
MF
8 エリオット・アンダーソン
10 モーガン・ギブス・ホワイト
14 カラム・ハドソン・オドイ
18 ジェームズ・ウォード・プラウズ
21 アンソニー・エランガ
FW
11 クリス・ウッド

前節、イプスウィッチに引き分けたブライトン。
その嫌な雰囲気がありながらも、木曜日に行われたウルブスとのカラバオ杯3回戦。
ターンオーバーしながらも3-2でしっかりと勝ちきった。
カディオグルの移籍後初ゴールも生まれた。

そして今節。
『アンフィールド』でリヴァプール相手に1-0と金星を挙げたノッティンガム・フォレストとの、開幕4戦2勝2分同士の1戦。

まずはアディングラがプレミアリーグ今季初スタメンに名を連ねた。昨季は三笘不在の攻撃陣を牽引し、今季はスーパーサブとして存在感を放ってきた。
スタメンとしてどの様なプレーを見せてくれるのか。楽しみだ。

あとはエストゥピ二ャンもプレミアリーグ今季初スタメンだ。
三笘とのコンビネーションで左サイドを制圧してほしい。

どちらかの無敗継続記録が途切れるのか。それとも引き分けで両チーム無敗継続記録を伸ばすのか。
ブライトンが勝ち点3を取ってくれることを祈る。

試合展開（前半）

良いよ

バレバからルター、そしてアディングラへとパスが通った。
そしてアディングラがシュート？クロス？を放つもタッチラインを割った。
良いよ。どんどん押していこう。

まじか……

フォレストのカウンターからギブス・ホワイトが運んでマイナスへのクロス。ハドソン・オドイがエリア内でボールを受けるも少しファーへと流れる。そこにバレバが後ろからプレッシャーをかける。
ハドソン・オドイが倒れPKに……。
ウッドがPKを蹴る。
しっかりとフェルブルッヘンの逆をつき、ボールがゴールネットを揺らす。

フォレストはこれで開幕から5戦連続での先制となった。
フォレストの調子の良さを感じさせる攻撃だった。
義務失点だと思って、切り替えてほしい。

本当にいつもヒヤヒヤする

アンダーソンに前でボールを奪われ、そのまま縦のハドソン・オドイへパス。そして抜け出したウッドがボールを受け、シュートを放つも枠外へ。
オフサイドディレイだった。危ないシーンだった。
やはりのっているノッティンガム・フォレスト。

若さ故に……

バレバがファールに対して不満な様子を見せる。
それに対してイエローカードが出る。
PK献上で若干焦りが見えるバレバ。
落ち着いてくれーー

強固な守備

かなり中央を固めているフォレスト。
中々ウェルベックにボールが入らない。

ナイスーー

ヘッケの右サイドからのクロス。
ウェルベックの後ろにいたヒンシェルウッドが頭で合わせて追いついた。
隙を突いた動き出しだったヒンシェルウッド。

前半の内に追いついて良かった。
さぁ逆転しよう。

やはりドリブルといえば……そしてまさかの逆転

ヒンシェルウッドからの早いリスタートに反応した三笘が仕掛けた。切れのあるドリブル。それに対してアイナが三笘を後ろから倒してイエローカードに。
良い位置でのフリーキック。
蹴るのはウェルベック。
と思って見ていたらまさかのゴール。
フォレストの壁の後ろで、ヒンシェルウッドとダンクがキーパーの視界を邪魔するかのように跳ねていた。
その外側を巻いていく軌道だった。
セルスは全く反応できず。

一瞬のうちに追いついて、そして逆転。
サッカーは恐ろしい。

フォレストは今季初のビハインドの展開となった。

前半総括

前半はブライトンがボールを保持する時間が多かった。
それに対して、フォレストは奪ってから縦に早いパスを狙っていた。前節リヴァプールに勝ったのも納得いく前半だった。
ブライトンにとってきつい展開で前半を折り返すと思っていた。
しかし私も予想していない展開。まさかの前半の内に逆転。
ただウェルベックとバレバが一枚ずつイエローカードを貰っていることが怖い。
後半、ヒュルツェラー監督がどういう交代カードを切るのか。
注目して期待したい。

試合展開（後半）

ウェルベック！！

三笘のカットインからウェルベックへ。
ウェルベックがスルスルと躱してどんどん中へ。
最後はアウトで放つもセルスの右足に当たり、ゴールとはならなかった。
後半の入り良い感じだよ。ブライトン。

ブライトン、交代

アディングラ、バレバに替わってミンテ、ウィーファーが入った。
それぞれ空いたところに入った。
バレバはイエローカードも貰っていたし、ゆっくり休んでほしい。
アディングラもお疲れ様。

ハドソン・オドイ、切り返して切り返す

キレキレのハドソン・オドイ。
切り返して切り返す。そしてシュートを放つもコーナーに。
その後、ジョタ・シルバがキレてイエローカード。

なんで？

一瞬の隙を突かれた。
ギブス・ホワイトが縦に抜け出したジョタ・シルバへのパス。
ヘッケが釣り出された。
そしてソーサへパスを出し、冷静に決められた。

ペドロ、頼む

ルターに替わってペドロが入る。
ルターも起点となっていた。お疲れ様でした。
そしてペドロが早速ドリブルで魅せるも、最後のパスがずれてしまった。
良いよ、ペドロ。

まさかの……

ファーガソンが入る。交代はまさかのエストゥピニャン。
三笘がWB気味になったような。
ファーガソンとウェルベックの2枚で崩してくれ。

まさかの……（2回目）

ギブス・ホワイトがペドロへのスライディング。
2枚目のイエローカードで退場。
と思っていたら、両チームの監督が退場笑。
面白い。
ギブス・ホワイトの退場で3人が退場に。
デゼルビも退場していたので見慣れた光景だ。

一人少なくなったフォレストはドン引きの引き分け狙いだろう。
ファーガソン、決めてくれ。

ペドロ、痛そう

ギブス・ホワイトのスライディングを受けたペドロ。
少し痛そうなそぶりを見せている。
怪我だけはマジで勘弁してくれ。

危なかった……

ソーサが抜け出して最後のハドソン・オドイへのクロスはずれてくれた。
危なかった。助かった。

総括

両者ともに無敗記録継続の引き分け。
カード祭だった。
他の上位チームにとっては嬉しい両チームの勝ち点1だろう。
それだけに勝ちきりたかった。勝ち点3がほしかった。

フォレストも強かった。カウンター時の縦への意識が凄く高い様に感じた。
DF陣も凄く堅かった。

そしてブライトン。
毎回のように書いているが、ヘッケが凄い。
持っている才能が凄い高い。頼むから怪我だけはしないでくれよ。

あとはウェルベックもよくフリーキックを決めてくれた。
ウェルベックはプレミアリーグ自身初の直接FKでのゴールとなった。
中々ボールが入らなかったが、前半終盤からは良い動きもあったし、惜しいシュートもあった。
やっぱりあなたがエースだ。

そしてペドロ。
次節、怪我で出場できないこともありそうだが、ペドロのドリブルであったり、チャンスメイク力であったりは、今のブライトンにとって欠かせない。
それだけに怪我をしてほしくない。

次節は勝ち点1差のチェルシーとのアウェイでの一戦。
3試合連続引き分け中のブライトン。
チームの状態が良いだけに勝ち点3がほしい。
チェルシー相手に勝ち点3を奪えれば、ELやCLの出場圏内に食い込める。
何とか食らいついていってほしい。