バカンス納め 2020.
2020.12.25 クリスマス
2020年、最後のバカンスでした。今年は3月からバカンス茶プロジェクトが始まりました。お茶畑見学から、試飲、パッケージデザインを考え、手作りの水引をみんなで編み、プロジェクトメンバー一丸となって開発し販売することが出来ました。
色んな出会いがあり、下は1歳半位から年齢層も幅広い方々が来てくださいました。色んな職業の方々、鹿児島に旅をしに来た人、バカンスが好きな人、様々な人たちとの交流がありました。
ここからは、個人的な話になりますがお付き合いください。
私は、結婚し第一子出産後から、職場、家庭以外で個人として安心して過ごせる場所が欲しいと思っていました。つまり、サードプレイスです。肩書など全く関係の無い(例 役職や○○さんのママなど)私個人として過ごすことの出来る場所です。
それが、私にとってはバカンスで実現しました。ほぼほぼ、ありのままの自分で過ごすことの出来る、ちょっと(だいぶか?)間の抜けた自分をさらすことのできる場所となりました。しかし当初からそうだったわけではありません。ずっと気になっていた場所ではあったものの、一人で行くにはハードルが高く...たまたま見ていたSNSに友人が移っていたことで、そのハードルが一気に下がりました。始めていく場所は緊張します。壁の花になるのが常ですが、ここでは違いました。
みんながあったかい。なんだろう・・・この安心感。という感じです。職業、性別、年齢も様々。だけど、みんなが距離の取り方が絶妙というか、踏み込みず踏み込まれすぎず。でも悩んでいたり、どうしたらいいのか迷っているときにはさりげなく手を出してくれる。色んな経験をしてきている人がいるからこそ、これはこの人に相談したらいいかも、などアドバイスをくれたり。何より、ただただ気にかけてくれる。 これは、利害関係がないからだろうかと考えますよね。(←腹黒が出現)
そうではない。ただ、この場所が好きだったり、雰囲気がすきだったり、人が好きだったり、それぞれ好きなところはあると思います。一つ声を大にして言えることは、バカンスに来ると”元気がもらえる”ということ。何もできなくても、何もない自分もオールOK!大人になってから、こんな場所に出会えるとは思ってもいませんでした。
私には今こどもが2人います。最初は、私だけの場所と思っていましたが、こどもたちも連れていきたい、夫にもこの場所を知って欲しいと思うようになりました。自分が好きな場所を自分の大事な人にも知って欲しい。こんな風に考えるようになったのも、自分の中で大きな変化でした。
特に長男は行ってすぐバカンスの虜になったようです。幼稚園や学校、近所や親せきとは違い、なかなか出会う機会のない大人がたくさんいるのです。みんなが声をかけてくれるのです。今のご時世、なかなかご近所付き合いも少なく、家族や祖母、祖父、いとこ以外の大人との触れ合いも少ない。そんな中、色んなことをしている大人に出会うことは貴重な経験、財産になると思いました。夏休みの絵日記にも、バカンスに行ったことを書くほどだった長男。こんなに嬉しいことはありません。しかも、12/25は2020年最後のバカンスの日。冬休みに入る前から、朝のあの場所(バカンスのこと)に行きたいと言った長男。これはもう連れていくしかないでしょ!ということで、前々日から早起きするんだよー!バカンス行くんだから、サンタさんからのプレゼントは帰ってきてからゆっくり見ようね、と言い続けていました。
実は、現在第3子を妊娠中の私。自分でバカンスに行くことが出来るのもこの日が出産前最後になるだろうと思っていました。だから、自分へのクリスマスプレゼントと年末の挨拶、そしてバカンス共同オーナーとして、産休育休をもらうことにしたので、その挨拶も兼ねて。
この第3子妊娠の報告をしたとき、バカンスに来ていた人たちが私以上に喜んで貰いました。第2子出産以降、約5年空いているということもあり、妊婦という認識の薄い私に対して、体を大事にね、とかこう声をかけたらいいよとか、実母よりも上の方だけれど、色んなことを教えてくれる大好きな人がいます。年末最後に会えてすごく嬉しかった。
場所を継続、維持していくことは本当に難しいことだと思います。これは、何に対してもそうだと思っています。物事を始め、継続する。3日坊主の私は、最初はやる気があるものの、いったん冷めるとなかなか再燃することが難しい。だから、このnoteもブログ担当と謳いながら、離れている時期がありました。書きたいという気持ちが無いと、なかなか筆が進まない、と相談もしました。
自分が書きたいたら思った時に、書いてくれたら大丈夫。それが一番だから。
その一言をもらって、気持ちがすごく軽くなりました。
ただただ、義務感だけでは続かない。だって仕事までは無いから。自分がやりたいことだけれども。だから、楽しむことが一番の継続に繋がる。すきだから、それが継続に繋がる。
2020年は、それをバカンスに教えてもらった1ねんだったような気がしています。
人を思い、人を繋げる。
それが、バカンスの真ん中にあるのではないか。
そんな風に私は思うのです。
2020年、バカンス納め。
今年は色んなことがありました。あなたにとって、どんな年でしたか。
2021年、新しい年も色んなご縁がありますように。
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