日曜日感が強い
こんばんはー。
タイトルには触れずにいきますね。
昨日まではオマージュラジオドラマの台本を続けてましたが、今日からは別のやつを。
このマスターの言葉シリーズも結構あるんですよね。
なのでまた数日間は続くかもしれません笑
ご了承下さい!
本日も見出し画像を選ばせていただきました。
台本の中に出る『ハイボール』で検索して、こちらを選ばせていただきました。
【なおや】さんの画像です。
本当はもう少しひきの構図で良い感じでしたが、こうなりました。でもこれでも全然良い絵面ですよね♪
【なおや】さんお世話になります!ありがとうございます!
それではどうぞ♪
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『マスターの言葉』3
マスター:
男 :
♪BGM「色彩のブルース」
マスター「いらっしゃいませ」
男 「どうも」
マスター「お客様お一人ですか?」
男 「ええ」
マスター「よろしければこちらのお席へどうぞ」
男 「あー、はい(カウンターに座る)」
マスター「ご注文は何になさいますか?」
男 「えっと、じゃあハイボールもらおうかな」
マスター「かしこまりました」
男 「ふー」
マスター「どうぞハイボールです」
男 「あーありがとう(飲む)かー、ふー、うめー」
マスター「お客様、失礼ですが何かお悩みでもあるんじゃないですか?」
男 「え?」
マスター「いえ、たまたまなんでしょうが、このお店そういうお客様がよく いらっしゃるんですよ。それで私もお客様を見ればその方の気持 ちが何となくわかるようになってきまして」
男 「へーそうなんですかー・・・うん、でも確かに当たってますね」
マスター「そうですか、私でよければお話うかがいますよ」
男 「いやーあんまり気持ちのいい話じゃないんで、いいですよ」
マスター「お客様の気持ちが少しでも紛れるのであれば喜んで聞かせていた だきますよ」
男 「そうですか・・、いやまぁよくある話でしょうけどね、会社でね 上司とうまくいってなくて」
マスター「なるほど、そうでしたか」
男 「何かいつもね、『こんな事もできねーのか』とか『お前の代わり なんていくらでもいるんだぞ!』とか言われてね、もううんざり ですよ・・」
マスター「それはひどい」
男 「別にいつでも辞めてやってもいいんですけどね、でもこのまま辞 めると、あのおやじに負けたみたいで悔しいじゃないですか」
マスター「輪ゴム、あるじゃないですか」
男 「え?輪ゴム?」
マスター「はい、輪ゴム。輪ゴムって別に必要ない時にはたくさんあるけ ど、いざ必要って時には不思議と手元にないものです。そういう 経験おありでしょう」
男 「はー・・」
マスター「それと同じで、あなたも今は上司に邪険に扱われ必要とされてい なくても、もしいなくなれば必ず困る時がくるでしょう。なので 必要とされる時をじっと待つのもいいと思いますよ。そしていず れは、忙しいお弁当屋のお昼時の輪ゴムぐらいガンガンあなたの 力が筆必要な時がきますよ」
男 「そっかー。マスターありがとう。何かやる気がでてきたよ、何だ かよくわからないけど」
マスター「よくわからない、人生とはそういうもんですよ」
男 「それもそうだねー。よーしがんばって見返してやるぞー」
マスター「あなたという輪ゴムが、みんなを束ねる日がきっときますよ」
男 「それもよくわからないや、あはは」
マスター「ふふふ」
(BGMアップで、笑い声F・O)
ー・ー・ー・ー・ー
というやつでした。
このシリーズはほぼこの感じですね。
うまいこと言ってるようでいて、そうでもないという感じで。
でもごくまれに本当にうまいこと言ってる時もあります。多分笑
そういう台本が出るまで、このマスターの言葉シリーズ続けますね笑
ではまた明日♪