来週冷えるとか言ってるけど信じません
さて皆さんこんばんは。
金曜日の夜ですね。
12月も中旬に入りました。
すぐに下旬になって年を越して夏が来るんでしょうね。
そんな感じの繰り返しですよね。
と、何も中身のない事を言ってしまいました
気を取り直して、本日の作品を。
昨日から載せ始めた『不敵な笑い』シリーズです。
活字だけで伝わるかなー。
ご確認ください♪
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『不適な笑い(ポーカー)』
松井: マリア: 島村:
島村「ここはとあるBAR。ここで今、人知れずポーカーの頂上決戦が行われている。対戦しているのは、この世界では知らない人はいないほどの強者、その美しい美貌からは想像できないほど、冷酷に相手を追い詰める女性ポーカープレイヤーマリア。そしてその相手は、今回突如として現れた無名ポーカープレイヤー松井。この二人が今まさに、行き詰まる熱戦の最終局面をむかえている」
マリア「最初はどこの馬の骨かと思ったけど、なかなかやるじゃない」
松井 「いやー、あなたに何とか追いすがるだけでいっぱいいっぱいですよ」
マリア「普通の人はその追いすがることすらできないというのに」
松井 「いやー今日は運がいいだけですよ」
マリア「ふ、まあいいわ。そんなあなたもこの勝負で終わり、私の前にひれ伏すのよ」
松井 「いやーどうですかねー。勝負は何がおこるかわかりませんからね」
島村 「凄い、アリアを相手にまったくひるむ様子がない。普通の人ならマリアの心理戦の前に何もできずに負けていくのに。そして今二人に最後のカードが配られた」
マリア「ふふふ、あら、最後はちょっと運がなかったかなー。負けちゃうかも、ふふふ」
島村 「いやあの様子からすると間違いなくマリアには良いカードがいっている」
松井 「おっと、僕もまったく運がないですねー。神様はキレイな女性が好きなのかなー」
島村 「んーこいつはまったく読めない。なんせここまでマリアと互角に渡り合ってきた男、やはりその言葉とは裏腹に良いカードがきているのかもしれない。いずれにしても、この一戦で二人のすべてを賭けた戦いの勝敗が決まる」
マリア「あーあ、まったく運がなくてロイヤルフラッシュには届かなかったわ」
島村 「おー!この局面にきてなんとストレートフラッシュ!これがマリアの底力!さすがだー!」
松井 「く・・」
島村 「松井の表情がこわばったぞ、これはさすがに勝負あったな」
マリア「あなたは良く頑張ったと思うわ。ただ敗因は、相手が私だったという事だけよ」
松井 「ふふふ、もう勝った気でいるのかいマリアさんよ」
マリア「え?」
松井 「はっはっはー、あんたは何もわかってないぜー!あーはっはっはー!」
マリア「猟奇的ね。何がわかってないと言うの?」
松井 「相手があんただったのが敗因?あーはっはっはー!」
島村 「ここへきて何だあの不適な笑いは。確かに松井はまだカードをめくっていない。松井のカードはストレートフラッシュを上回ってるというのか?ということはもしや」
松井 「あーはっはっはー!」
マリア「だから何がおかしいのよ!その気持ち悪い笑い方をやめて!」
松井 「マリアさんよこれが笑わずにいられますか、はーはっはっー!は、はーはっ、はーはっ、あーはっはっはー!」
マリア「やめなさい!気分が悪い!早くカードを見せなさい!」
松井 「見せなさい、あーはっはっはっはー!」
マリア「笑うな!」
松井 「笑うなーはっはっはっはー!らーつぁつぁつぁー!」
マリア「らーつぁつぁ?ふざけてないで早く見せて!」
松井 「あーはっはっはー・・言われなくても見せますよ、おれのカードは」
島村 「ま、まさか!」
松井 「ジャックのワンペアだー!あーはつはっはー!」
島村 「弱っ!」
マリア「え?ワンペアー?え、それでその笑い?こわー」
松井 「あーはっはっはー、アイムチャンピオンー!あーはっはっはー!」
(F・O)
ー・ー・ー・ー・ー
というやつでした。
こっから対決シリーズになったんですね。
ゲームを変えていくつかのパターンがあるので、明日からも載せていきますね。
そこまで長くは続かないと思います。
とりあえずまた明日~♪