休みの日は早いね。
こんばんは。
タイトルに書いたことですが、休みの日だけじゃなくて日々は全て早いですよね。
今日でこの作品は完結します。
この台本は、もともとラジオドラマとして書いて、その何年後かに舞台版としてもやりましたが、台本はほぼ同じで配役がだいぶおかしかったです。
父親役をよりによって、当時女子高生だったカノンにやってもらいました笑
あれは迷惑だったはずね。見事にやりきってくれましたが。
今の話は、この第4話の台本を見るまでは忘れてました。
「父親」という役名を見て思い出しました。
父親役が女子高生だったら、というのもイメージしてご覧ください。
ー・ー・ー・ー・ー・ー
『生徒指導』第4話
先生:新垣晋也
伊藤:ポジティブあゆむ
父親:永田健作
伊藤 「俺は高校2年生の伊藤直也。今日は生徒指導の先生に呼び出されたんだが、さっきからわけのわからない話を散々されて、もう我慢の限界だー!帰りてー!」
先生 「おい伊藤、なんだその反抗的な、まつ毛は」
伊藤 「目ね!反抗的なまつ毛ってどんなよ。もう何もないなら本当に帰りますよ!」
先生 「待て!いや、持て!」
伊藤 「持て?!何を?」
先生 「今日はじっくり話そうと思ってな、お前のお父さんをよんでいる」
伊藤 「おやじ?」
先生 「そろそろ来る頃だけどな」
伊藤 「マジかー、これはきついー。これまたおかしなことになるぞー」
父親 「どうもこんにちは」
伊藤 「うわー本当に来たよー」
先生 「おーこれはこれはお父さん」
(2人同時に喋る)
父親 「どうも先生お疲れ様です。申し訳ございませんうちの直也がまた何かやらかしましたか?いやーいつも言って聞かせてるんですけどね~」
先生 「いやーお父さんわざわざすみませんねお忙しいところ。お仕事は大丈夫でしたか?そんなにお時間はとらせませんのでよろしくお願いします」
伊藤 「かぶってるー!けっこう長い時間かぶってる!どっちかが引きなさいよ」
父親 「あらためまして直也の父です。職業はバスの運転手、の運転手です」
伊藤 「そんな職業あるのか?」
先生 「どうも直也君の先生をしています、高口君です」
伊藤 「自分に君をつけるな」
先生 「見てわかると思いますが、家でプチトマトを栽培しています」
伊藤 「見てわからんよ」
先生 「お父さんとりあえず座って下さい」
父親 「あぁ、イスに座るのは初めてですねー」
伊藤 「どんな生活してきたんだ、早く座れ」
父親 「よいしょ、おーチェアー」
伊藤 「うるさいよ!バカ親父!」
父親 「ところで先生、話というのは?もしかしてこいつまた黒板いっぱいにモナリザを描きましたか」
伊藤 「描くか!」
父親 「じゃあ調子にのって弱い者いじめとか?」
伊藤 「するわけないでしょそんなこと」
先生 「弱い者いじめはないんですが、弱い者にいじめられてまして」
伊藤 「俺かわいそー。ていうかいじめとかないからね」
先生 「実はですね、最近直也君の学校での態度が非常に悪い!そして学校でのアドリブが非常に弱い!」
伊藤 「アドリブ?」
先生 「リアクションも非常に薄い!」
伊藤 「何かそれ!別に俺芸人じゃないよ」
先生 「もうね、お前バカかと、お家帰れと、お家帰って浮き袋膨らませとけと、冷蔵庫の余りものを使って何か小粋な一品作っとけよと、そう言いたいんです」
伊藤 「どういうこと?!全然意味わからんよ」
父親 「よくわかりました」
伊藤 「わかったんだ?!すごいな」
父親 「確かに最近こいつ家でもすべってばっかりで」
伊藤 「また何言い出してるの」
父親 「先日我が家で実施したアンケートでも、面白くない人1位でした」
伊藤 「いつそんなアンケートとったの!」
先生 「ちなみに成績の方は悪くはないんですけど、ちょっと数学の成績が悪くて5段階評価の2です」
伊藤 「数学は苦手なんだよなー」
先生 「これはキン肉マン評価で言うと、ジェロニモってところです」
伊藤 「わかりにくさよ」
父親 「ということは男塾評価で言うと、男爵ディーノってとこですね」
伊藤 「余計わからんよ。もういいでしょ。帰らせてください」
先生 「よし今日はこの辺にしときましょう」
伊藤 「やっと帰れるー」
先生 「とにかく今後バイク通学はしないように」
伊藤 「はいわかりました」
父親 「お前バイクで学校来てるのか!」
伊藤 「今日はたまたま」
父親 「お前は!帰り送って」
伊藤 「やっぱりバカ親父だー!逃げろー」
終わり
ー・ー・ー・ー・ー・ー
というやつでした。
少し前に載せたコントと同じボケがありますね。
同時にしゃべるやつ。けっこうボケの使いまわしもしてましたね。
そこまで強いボケでもないのにな笑
また明日は何か載せますね♪