もっと寒くても
今日が寒さのピークって感じですかね。
もう一回くらい寒さくるかな。
来てほしいな。
では今日の作品を。
これも載せていないと思います。
ご確認ください♪
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『モノの気持ち』
女: 男:
男「あなたは私の事を忘れてしまったのね。ついこないだまでは、ずっと一緒にいてくれたのに。いろんなところに連れていってくれたのに。手をつないで歩きまわったりもしたのに。それなのにあなたは、私を置き去りにしてどこかに行ってしまった。
まあでも正直なところ、そこまでショックは受けていない。ある程度覚悟はしていたから。だってこれが初めてじゃないから。これまでも何度か、こういうことがあった。
でもその度にあなたは、また私のところに戻ってきてくれた。
ただ、それは決まってあなたに、困ったことがあった時に限っての話ね。
あなたが私を必要とするのは、いつだってそういう時だけ。用がない時はいつまでもほったらかし。結局私はあなたにとって、ただの都合の良い存在なのかもしれない。
そうわかっていても、必要とされるならその時はまた喜んであなたについていく。それだけでいい。たまに思い出して、連れ出してもらえるだけでいいの。
でもやっぱり、少なからず不安もある。いつか私の事を、必要としなくなる時が来るんじゃないか。完全に忘れ去られて、もう私の元に戻って来ないのではないか。他の誰かに私の代わりを求めるんじゃないか。用済みの私はあっさり捨てられてしまうんじゃないか。
そんな事を考えながらも、身を縮めじっとあなたが振り向いてくれるのを待つ。またあなたと一緒に、歩く日のことを思って。またあなたを、私の力で守れる日が来ることを願って。
きっと大丈夫。あなたは必ず私のところに帰ってくる。私を迎えにやってくる。ほら、あなたに私を思い出させるために、神様が協力してくれている」
(SE 雨の音)
男「うわー出かけようと思ったら雨降ってきたよー。まいったなー。あれ、ない。あー、そっかー昨日職場に置いたままだ。明日忘れないようにちゃんと持ち帰らなきゃ」
女「私は傘。雨が止むとよく忘れられる、そんな存在。それでも、出番がくれば喜んであなたを守る。この身を盾にして」
(雨の音アップで終わり)
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というやつでした。
これもシリーズ物だったと記憶しています。
以前に載せてないかなー?
体重計のパターンもあったはずです。
他にもいくつかあったような。
無かったかもしれないし笑
明日はまた別のやつを載せますね♪