土曜日の午前中note。
皆さんこんにちは。
この時間のあいさつは難しいですね。
午前中ではあるけれど、おはようございますでは遅いような。
まあこんにちはが適当だろうと判断しました。
一日空きましたが今日からまた『マスターの言葉シリーズ』を載せます。
今日の内容は、10年前の台本という事を感じますね。
これ今もありますよね。好きだったけどしばらく食べてないな。
それをそのまま、みんなのフォトギャラリーで検索して出たこちらを選ばせていただきました。
【写真は呼吸 <こさいたろ> 】さんの画像です。
まさにぴったりの画像です♪
【写真は呼吸 <こさいたろ> 】さんお世話になります!ありがとうございます!
多少ネタバレ?になってますが気にせずご覧ください笑
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『マスターの言葉』6
マスター: 女 :
♪BGM「色彩のブルース」
マスター「いらっしゃいませ」
女 「こんばんは」
マスター「お客様お一人ですか?」
女 「ええ」
マスター「よろしければこちらのお席へどうぞ」
女 「どうも(座る)素敵なお店ですねー」
マスター「ありがとうございます。ご注文は何なさいますか?」
女 「えっと、じゃあ何か華やかなやつお願いします」
マスター「華やかなやつ、ですか」
女 「んー、何か私の暗い気持ちを、ぱーっと華やかにするようなお酒お願いします」
マスター「(困惑)かしこまりました」
客 「はー(ため息)」
マスター「お待たせしました。お客様をイメージして作ったオリジナルカクテルです、お口に合えばいいのですが」
客 「わー綺麗な色ーとっても美味しそう!これは何が入ってるんですか?」
マスター「こちらはワインベースに、ライムジュースとピーチリキュール、その他もろもろを混ぜて華やかに仕上げてみました」
客 「素敵、いただきます(一口飲む)美味しい♪飲みやすくていいですね」
マスター「少しは気持ちが明るくなりましたかね」
客 「んー、少しだけね、ふふふ」
マスター「ははは(苦笑い)」
客 「冗談ですよ、おかげでだいぶすっきりしました」
マスター「何かお悩みがおありのようで、僕でよければお話うかがいますよ」
客 「え?あー、すみません。たいしたことじゃないんですけど」
マスター「私でよければなんなりと」
客 「じゃあ・・、私、劇団で舞台女優をやってるんですけど、いつもちょっとした脇役ばかりで全然メインの役をやらせてもらえないんです。それで、才能ないのかなーと思って・・」
マスター「そうでしたか」
客 「もういっそやめちゃおうかなって・・」
マスター「なるほど」
客 「すみません、こんな話聞かせちゃって」
マスター「食べるラー油、あるじゃないですか」
客 「え?ラー油?」
マスター「はい、全国的に大ブームになった食べるラー油。直接食べてもよし、ご飯やおかずにかけてもよしの万能商品です」
客 「はー・・」
マスター「ラー油なんて、言わば脇役中の脇役。餃子を食べる時にちょっと使うかなーという調味料です。それがちょっとしたアイデアから一躍主役に、今では入手困難なほどの大人気商品、言わば大スターです。今はただの脇役でも、ちょっとしたアイデア、工夫で一気に大女優の道が開けますよ、ラー油のようにね」
客 「ラー油のように・・。そっかー。マスターありがとう、スッキリしたわ、何だかよくわからないけど」
マスター「よくわからない、舞台とはそういうもんですからね」
客 「それもそうねー、うふふ。よーしやる気出てきたぞー、必ず主役の座を奪ってやるー!」
マスター「ただ、食べるラー油のように、売れすぎて演技(生産)が追いつかない、なんてことにならないように気をつけてくださいね」
客 「それはよくわからないわ、うふふ」
マスター「ふふふ」
(BGMアップで、笑い声F・O)
ー・ー・ー・ー・ー
というやつでした。
食べるラー油が全盛の頃でしょうね。
僕も大好きでよく買ってはご飯にかけたり、料理に混ぜたりしていましたね。
長いこと買ってませんが今も普通にありますよね?
今度必ず買います!そういう人が増えますように~。
とか言わなくても、今でも普通に大人気かもしれませんね。
僕の認識不足です。申し訳ございません。
明日もマスターの言葉をお届けいたします。
よろしくお願いいたします。