お昼に投稿できなかった。。

こんばんはっ。
昨日で今日の分を下書きで用意しておくつもりでしたが、普通に忘れてました。
今日からは気をつけます。
それでは本日も舞台版としてやった台本を載せますね。
昨日のは全然違いがわかりませんでしたが、今日のはもうわかりましたよ。
わかったと言ってもまだ読んではいません。
どういうことかと言いますと、ページ数が明らかに増えてました。
2ページが5ページになってました。
さてどの部分が増えているのでしょうか。
見てみましょう♪

ー・ー・ー・ー・ー・ー
『殴りたい男』

神山:
女 :

(雨のSE)

女 「うわー急に降ったなー。やっぱ天気予報あてになんないなー。ていうかお店もこのへんだと思うけど、全然見つからないし(手に紙を持っている)」

神山「あーこんなところに程よい軒先があるじゃないか。ここで雨をしのごう」

女 「…」

神山「あなたも雨宿りですか」

女 「え、あーはぁ…」

神山「天からこぼれ落ちるこの幾多の雫が、今ここに二人を引き寄せた。しばしの時間、同じ軒先の住人です。仲良くしましょう」

女 「はぁ…(うわーなんかうざいのきたー)」

神山「雨は嫌いじゃないですねー。雨音はショパンの調べって曲がありますが、僕にとっての雨音はパガニーニの調べって感じですね。あなたにとって
の雨音とは?」

女 「いやーちょっとわかんないですねー。ははは(苦笑い)」

神山「あなたの印象は、んーそうだなー、ドヴォルザークって感じかなー」

女 「ドヴォルザーク…?」

神山「おっと、申し遅れました僕は神山って言います。神様の神に富士山の山で神山。ゴッドマウンテンって呼んでもらってもいいですよ」

女 「ゴッドマウンテン…?」

神山「お名前は?」

女 「え、私ですか?」

神山「あなた以外に誰がいるんですか。いくら僕でも壁に名前を尋ねるような事はしませんよ。あ、でも以前道ばたに咲いていた花があまりにも美し
かったので、思わず名前を尋ねた事はありましたけど」

女 「花に?へー…」

神山「で、そのお花よりも美しいあなたのお名前は?」

女 「…松川です」

神山「松川さん、下のお名前は?」

女 「…志穂ですけど」

神山「シホさん。んー良い名前ですね。じゃあ僕は親しみを込めてこう呼ぼう。シフォン」

女 「やめて下さい」

神山「どうして?良いネーミングじゃないですか。あなたのその柔らかく、しっとりとした雰囲気はまさにシフォンケーキのイメージにぴったりだ」

女 「いやー微妙ですね…」

神山「その紙は?」

女 「え?あーこれから行くお店なんですけど、ちょっと場所がわからなくて」

神山「どこのお店ですか?」

女 「あー、一応ここなんですけど(仕方なく紙を見せる)わかりますか?」

神山「わかりますかとは愚問ですね。このあたりは僕の庭みたいなものです。知らない場所なんてありませんよ。まあとは言っても、子供達が夏の思
い出に作った山奥の秘密基地なんてのはさすがの僕にもわかりませんけど」

女 「はぁ…」

神山「(紙を見ながら)あーここなら良く知ってますよ。実は昨日もそこに行ったばかりです。この店のおすすめ料理は、えりんぎとナスのガーリックソテーと、アスパラとマッシュルームのキッシュ、あとマスカルポーネソースもクリーミーシュリンプケーキ…」

女 「あの…」

神山「はい?」

女 「いやすみません、場所…」

神山「あーそうでしたね。これはこれはラズレシーチェ。おっとついロシア語がでてしまいました。すみません、場所のご説明をさせていただきます。
この店への道順ですが、大きくわけて3パターンございますがどれがお
好みですか?」

女 「えっ?3パターン?どう違うんですか?」

神山「まずひとつ、仮にAパターンとしましょう」

女 「はぁ…」

神山「これは最短ルートではあるんですが、いかんせん細い路地を何本も通らなくてはいけないので、非常に道に迷いやすいというデメリットがあります」

女 「わかりにくいのはちょっと」

神山「では二つ目、仮にAダッシュパターンとしましょう」

女 「Bパターンで良いと思いますけど」

神山「これはAパターンよりは少し遠回りになってしまいますが、分かり易く確実に目的地にたどり着けます」

女 「じゃあそれでお願いします」

神山「チッチッチ、まだA2パターンも控えてるよ」

女 「だからCパターンでいいでしょ。いやもう時間もないんで」

神山「時間がない?お言葉ですがそれは僕も同じ事。天から平等に与えられた、一日の限られた時間の中において、僕が綿密に組み立てたライフスケジ
ュールはきわめてタイト。そんな分刻みな神山の一日は、今こうしてあなたが声をかけた事ですでにダイヤが乱れはじめている」

女 「声かけたのはそっちだし…」

神山「そんなイレギュラーな時間のロスではあるが、それは受け取り方しだいでどうにでもなる。お互いこの偶然うまれた時間を共有し豊かな未来に繋げるのか、時間を奪いあいお互いが後に振り返った時に、無駄な時間だったと嘆くのかは、考え方ひとつで変わると、神山はそう考えます」

女 「…ちょっとおっしゃってる意味がわかりませんね。もう私行きますんで、失礼します」

神山「待って。行くってまだ雨は降っている。このまま行くとびしょ濡れになっちゃう。雨に濡れるとシフォンのふわふわのスポンジがダメになっち
ゃいますよ」

女 「いや意味わからないし、ここにいるよりは濡れたほうがましなんで」

神山「お待ち下さい。僕が雨を好きなように、また雨も僕の事が好きなんです」

女 「はぁ?」

神山「つまりこの雨たちは、僕に向かって降ってきているんですよ。なのでわざわざあなたが、いやシフォンが雨に濡れる事はない。そんな事は僕は望
まない。つまり僕が移動すれば雨も僕についくる。イコールこの場所とシフォンの顔に晴れ間が訪れる。というわけで僕はシフォンのためにこの場を離れるよ。悲しく思わないで。またいつかの雨の日にどこかの軒先で会えるだろう。ではまたその時に、アディオス(はける)」

女 「ちょっと、あの…。うわーめっちゃ濡れながら歩いてる。あーあいつめっちゃ殴りたかったー!! ていうか全然雨やまんし」

暗転

ー・ー・ー・ー・ー・ー
というやつでした。
どこが変わったのかはわかりませんが、ちょこちょこ言葉を足してるんでしょうね。
それでもさほど変わらない気がしますね。
明日もまた同じ形のやつを載せるかもです。
よろしくお願いいたします♪

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はっとー
サポートエリア?についても何もわかっておりませんm(_ _)m 感謝を申し上げればいいのでしょうか?当然そうですよね。ありがとうございます!!勉強します!!