このネタすごく好き
急に寒くなりましたね。
でも今日だけみたいですね。
つまんないですね。
まあそれは良いとして、今日も過去作品を載せますね。
これも載せてませんよね?
10年前の劇団O.Z.Eの企画公演?でやったやつです。
役者に混ざってオリジンの芸人から、ベンビーさんとエモリが出演してました。
これも好きな作品ですね。
ご確認ください♪
ー・ー・ー・ー・ー・ー
『バンドのインタビュー』
インタビュアー:榎森耕助
メンバーA :新垣晋也
メンバーB :金城理恵
メンバーC :宮平明信
メンバーD :平安信行
メンバーE :大嶺栄
(明転 上手にバンドメンバー5人 下手にインタビュアー 板付き)
インタ「えー皆さんは今月メジャーデビューしたばかりのレコード会社一押しのバンドという事ですが、まだまだベールに包まれている部分も多いのでお一人ずつ自己紹介お願いします」
メンA「じゃあまず自分から」
インタ「お願いします」
メンA「このバンドのリーダーでボーカルやってます、シンです」
インタ「ボーカルのシンさん」
メンB「私はキーボードやってます、リーです」
インタ「キーボードのリーさん」
メンC「ギターやってます、アキです」
インタ「ギターのアキさん」
メンD「やってますドラム、ノブです」
インタ「ん?倒置法?ドラムのノブさん」
メンE「やってませんベース、タカです」
インタ「やってません?え、やってないんですか?」
メンE「ベースはやってません」
インタ「いや、やってないのは別に言わなくていいんですけど」
メンE「バイトもやってません」
インタ「いやだから、それ関係ありませんよね?え?担当は何ですか?」
メンA「僕はボーカルのシンです」
インタ「いやシンさんではなく」
メンB「私はキーボードの」
インタ「リーさんでもなく!」
メンC「僕は・・」
インタ「アキさんでも、ノブさんでもなく!タカさんにお聞きしてるんですけど」
メンE「どうして僕の名前を?」
インタ「言ったやん!今しがた名前は言ったやん!担当パートを教えて下さい」
メンA「僕は・・」
インタ「違う!何回やるつもりや!おいマジかこいつらやばいな」
メンE「質問とかあれば聞いてくださいよ」
インタ「聞いてんねん!さっきから、あんたの担当は何ですか?って」
メンE「おうちではゴミ出し担当ですね」
インタ「聞くか!今の流れでそんなこと」
メンE「あと前世占いが得意です」
インタ「それも知らん!ていうか資料にはベースって書いてますけど!」
メンE「あーそれね。実はもうベースはやめたんですよ」
インタ「やめた?何でまた」
メンE「インディーズ時代からずっとベースをやってきました。もちろんメジャーデビューするにあたっても俺の役割はベース、俺にはベースしかないと思ってました。でもね、ある時ふと気づいたんですよ」
インタ「え、何に?」
メンE「俺、ベースひけねーやって」
インタ「アホやー!何で気づかへんねん、おかしいやろ!ていうか他のメンバーは気づくでしょ」
メンA「おばさん」
インタ「誰がおばさんや!」
メンA「もちろんみんなとっくの昔に気づいてましたよ、タカがベースひけない事なんて」
インタ「だったら言わなダメでしょ」
メンA「その必要はないでしょ」
インタ「あるでしょ」
メンA「だってうちの曲に、ベースのパートなんてないんだから」
インタ「そうなの?!じゃあこいつ最初からいらんやん!」
メンD「それは違うよ。違うよそれは」
インタ「言い換えんでいいわ。何が違うんですか?」
メンD「確かにタカはベースは弾けない。ベースどころか何の楽器もできいし、もちろん歌も歌えない。でもね、それを補ってあまりあるほどの存在感や信頼感、それもない」
インタ「ないんかい!何やねん」
メンD「さらには将来性もないし、人望もない。金もない彼女もいない生きてる価値もない!」
インタ「ボロクソ言うやん!かわいそすぎるやろ」
メンE「(はにかんでる)」
インタ「はにかんでる!何でー?ボロックソ言われてるのよ」
メンD「でもね、タカにはタカにしかできない役割がちゃんとあるんですよ」
インタ「何ですか?」
メンD「こいつはね、打ち上げの仕切りがうまいんですよ」
インタ「知るか!全然音楽関係ないやん」
メンE「(照れながら)言うなー」
インタ「だから何で照れてんの?全然かっこいいことじゃないよ」
メンE「今日行きます(榎森に、飲みの所作)」
インタ「行くか!ていうかじゃああんたは、バンドの打ち上げの仕切り担当って事」
メンE「まあ別に自慢できる事じゃないっすけどね」
インタ「そうだよ、自慢できる事じゃないよ。もういいや、一応音楽雑誌の取材なんで、いろいろそのあたりの質問していきますよ」
メンA「おばちゃん」
インタ「次はおばちゃんかい。何や?」
メンA「一つ提案があるんだけど、こういうのはどうかな?」
インタ「ん?提案?」
メンA「今からあなたが僕たちに音楽に関する質問をする。それに対して僕たちがその質問に答える。こういう形でいきませんか」
インタ「そのつもりや!何言うかと思えば」
メンB「それは斬新ね」
インタ「どこがやねん、ごくごく普通のスタイルやないか」
メンC「やっぱメジャーは違うね」
インタ「メジャーとかの問題ちゃうわ。今までどんな取材うけてきたんや」
メンD「そうと決まれば歌おうじゃないか」
インタ「何でやねん!どんな流れでそうなんねん」
メンE「あなたの前世は紫式部のアキレス腱です」
インタ「何やそれ!前世占いとかいらんから。で前世がアキレス腱ってどういう事やねん!」
メンA「誰もが昔はアキレス腱ですよ」
インタ「違うわ!誰の教えやそれ。もうそんなんどうでもいいから。えっとじゃあデビュー曲について聞かせてください」
メンB「デビューシングルの『アキレス腱レボリューション』は」
インタ「アキレス腱レボリューション?!え、それがタイトルなの?!」
メンB「インディーズ時代から大事にしている曲で、ライブでもアンコールでは必ずこれをやるっていうのをメンバー全員で決めてるんだけど、いかんせんアンコールがおこらないんですよね」
インタ「はず!めっちゃ人気ないやん」
メンA「この曲はね僕が作詞をして、アキが作曲をして、ノブがアレンジして、いったんリーがぐちゃぐちゃにして、そしてタカが居酒屋をおさえて、最終的に僕が外国のバンドの曲をパクってできた曲です」
インタ「最悪やな!ていうかつっこみどころ多すぎるわ!」
メンB「何て言うか、基本的にはバラードなんだけど、聴く人によってはジェラードに感じたり」
インタ「ジェラード?」
メンB「あるいは、メナードに聴こえたり」
インタ「メナード?」
メンB「または、ギルデロイ・ロックハートに聴こえたりね」
インタ「どうしようかなー、つっこもうかなー、やめようかなー、どうしようかなー。つっこむにしても端的に行こうか、一個一個ひもといていこうか、思い切ってのりつっこみしてみようか。でもなー、いずれにしても絶対うまくはまらないはずなー。最初のジェラードの時点で『何でジェラードやねん!ジェラードって、リバプール所属でイングランド代表のスティーヴン・ジョージ・ジェラードやないかい!』って一回強でつっこんどけばよかったかなー、でもそしたら次のメナードで、『メナードって、何で名古屋市中区丸の内に本社を置く、化粧品・医薬部外品・健康食品の製造・販売メーカー日本メナード化粧品株式会社が出てくんねん!』ぐらいは言わんといけんだろうし。そうなったらその流れでギルデロイ・ロックハートにも、『ギルデロイ・ロックハートって、ハリーポッターの第2巻【ハリーポッターと秘密の部屋】に登場する『闇の魔術に対する防衛術』の教授となったハンサムでキザな売れっ子作家やないかっ、て誰がわかんねん!』的な事は言わんと収拾つかへんしなー、んーここはやっぱり無難にスルーしよう。なるほどーじゃあ次にですね、って長いわオレ!みたいなねー、はははー、いかがでしたか14行の長台詞。いやー僕おもろいでしょー、ははは。。めっちゃ冷ややかな目で見てる!」
メンB「榎森」
インタ「榎森?本名で呼ばれた」
メンB「O.Z.Eの舞台で勝手な事しないで」
インタ「うわー本番中にダメ出しされたー」
メンA「今までありがとう」
インタ「え、クビ?!」
メンC「榎森さんの変わりなんてくさるほどいるんで」
インタ「お前だけには言われたないぞ。後で絶対殴る!」
メンD「オレは好きだよ」
インタ「優しい!やっぱ平安さん優しい」
メンE「やーO.Z.Eなめんけよ!!」
インタ「こわ!ベンビーさんこわ!しかもあんたO.Z.Eちゃうやん!もう話戻しますよ。えっとじゃあ最後に、メジャーデビューするにあたっての意気込みなどを聞かせて下さい」
メンA「そうですねー、まあさっきから何度も言ってるように、人生はハニートーストですからね」
インタ「初めて聞いたし、意味わからんし」
メンA「まあなんだかんだでこれからも、メンバー4人で一生懸命がんばります」(立つ)
インタ「4人?あれタカさんすでに数に入ってないのかなー」
メンE「(はにかむ)」
インタ「やっぱりリアクションおかしいよなー」
インタ「まあじゃあ、他にどなたか言いたいことある人いますか?」
メンB「はい」
インタ「リーさん」
メンB「地球上の全人類の体重の総重量と、地球上のアリの総重量がほぼ同じという話を聞いたことがありますが、私には信じられません」
インタ「知らんわ!何の話や!そういう事じゃなくて」
メンC「じゃあはい」
インタ「お前はいい」(所作)
メンC「お前はいい(真似する)」
インタ「お前ほんま(殴りかかる)」
メンE「まてまて(全然止めない、むしろけしかける)」
インタ「全然止めてへんやん!お客さん的にもこいつ殴ったほうがすっきりするかもな」
メンD「ビンテージオルボリンさん」
インタ「誰やそれ!」
メンD「最後に俺たちのデビュー曲『アキレス腱レボリューション』を聴いて下さい」
インタ「まあまあ一応聴きますよ」
(CDセットして流す所作)
BGM (曲流しながらF・O)
ー・ー・ー・ー・ー・ー
というやつでした。
オチの曲にも何かボケがあったのかな?普通に考えたらそうだけど、台本に何も書いてないし全く覚えてないし。
まあ何かしら落としたんでしょうね。
すごく曖昧ですみません笑
あ、メンバーEの大嶺さんがベンビーさんですよ。
わからない人のためにと思いまして。
というわけでまた明日♪
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