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場面緘黙の子に"必要なもの"

こんにちは。発達マップです。

本日は、場面緘黙について、お話したいと思います。

こちらが関連するツイートになります。

場面緘黙とは、言語能力に問題がないにも関わらず、特定の場面で話をすることが困難になる特徴を言います。

家では話すのに、外に出ると声を出せない(極端に小さい声になる)。人前で極度に緊張して話ができない。

など、日常生活に困りが出やすくなります。

今回は、そんな場面緘黙の子にとって大切なことを、私なりにまとめました。

周りの大人が良かれと思って関わってることが、実は本人にとっては辛いことだったりもします。

場面緘黙の子への理解が、少しでも広がればと思っています。

場面緘黙の子に必要なのは「話す練習」ではない

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話すことが苦手だと「挨拶の練習」「人前で発表の練習」など、"話す練習" が必要なように感じるかもしれません。

話すことが苦手なら、話す練習をすればいいと考えることは、自然なことだと思います。

ただこれは、場面緘黙の子においては、逆効果になります。

場面緘黙は、緊張・不安がとても大きいです。ここに寄り添うことなく「話す練習」だけしても、緊張や不安が減ることはありません。

それどころか、お子さんによっては、より話すことが嫌になってしまいます。

私が支援してきた子の中には、「パパが話をさせようとするからイヤ」と、実際に苦しんでる子もいました。

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