見出し画像

一見困りごとがないように見える自閉症児も、実は困っていることがあるかもしれない、というお話


毎日、保育所や幼稚園への行きしぶりが見られるけれど、登園すると適応がよく、担任の先生からも「特に困ることがない」と言われるお子さんがおられます。

「お家と園とを比べるとお家にいたいけれど、園へ行ってしまえば本当は楽しいのかもね」

「お家から園に行くまでの切り替えが上手くできないだけ、なのかな」

等、色々と理由を考えますよね。

でも、園で適応よく過ごしているからといって、必ずしも園の活動がお子さんにとって楽しいものであるかどうかは、分からないのです。

もしかしたら、一見みんなと同じように振る舞っているけれど、実際は活動自体に興味はなく、仕方なく動いているのかもしれません。

みんなと同じことをしないと叱られるので、参加しているのかもしれません。

何をするのかよく分からず不安だけれど、他児の真似をしているだけかもしれません。

大切なのは、お子さんが本当はどんな気持ちで園で過ごしているかについて大人がアンテナを張ることだと思っています。

今回は、園への行きしぶりがある場合、お子さんの気持ちに寄り添うための3つの視点についてお話します。


ここから先は

1,360字
ご購入者様が、累計120名を超えました!/このマガジンを購読すると、今後追加される記事も読み放題となります。 今後記事数に併せて価格変更を行っていく予定ですので、お早めにご購入いただくとオトクです。

【マガジン内容】 チャンネル登録者数4万人の療育系YouTuberの言語聴覚士むぎちょこが、言葉の遅れがあるお子さんの言葉を促すコツ、コミ…

こども発達LABO.の活動をぜひ応援してください! いただいたサポートは、YouTubeやvoicyで使う機材の購入費や取材費など、情報発信をするための活動費に充てさせていただきます。