【自閉症児への手立て】絵本を使って質問に答える力を伸ばす方法
「こんにちは」と張り切って挨拶をする、あるお子さん(仕事で定期的にお会いしているお子さん)がいました。
「こんにちは、髪型かわいい!お母さんにくくってもらったの?」と質問すると、返ってきた言葉は「今日も元気です!頑張ります!」でした。
このやり取りは、一見ちぐはぐですよね。
でも、お子さんはそのちぐはぐさに気づいていませんでした。
実は、そのお子さんとの挨拶の後にいつも「今日も元気?」と聞きます。
その「今日も元気?」を受けて言うのが、さきほどの「今日も元気です!がんばります!」なのです。
これがお子さんのルーティン。
だからいつもと違う質問(髪型の話)の意味を理解できずに、質問とは関係のない返答をしてしまっていたのです。
自閉スペクトラム症のお子さんは、自分が見たことや知っていることについて言葉にできても、こちらが質問したことに対して適切に答えることが難しい場合があります。
それゆえに、質問されることや人との関わりを避けるようになるケースさえみられます。
質問に答えたり、会話をすることがお子さんにとって苦手にならず、楽しめるようになるために、今回は絵本を使って質問に答える力を伸ばす方法について3つご紹介します。
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