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オンライン相談のご報告。そして発達支援は、保護者支援にエネルギーの7割を費やそう!というお話
こんにちは。こども発達LABO.のにしむらたけしです。
先週末、言葉の発達相談をオンラインで実践しました。
詳細は、ブログでお読みください。ご利用者様のご感想も掲載しています。
今回の経験から、発達支援とオンラインの相性は決して悪くないと感じました。
今回のオンライン発達相談と、本日から弊児童発達支援事業所で始めたオンライン相談&レッスンの様子を見ていて、「発達支援領域で、オンラインは使える!」と感じました。レッスンは子どもによる部分がありますが、保護者支援他では色々な活用の仕方があるかと。早速、具体化に向けて考察を深めます! https://t.co/QldJrKEBIY
— 西村 猛@超不器用な理学療法士 (@seinosuke2013) April 13, 2020
「発達支援にオンラインは使えない」と考えている方は、もしかしたら「発達支援=子どもへの手だて」だと考えているのかも知れません。発達支援の関わりの多くは「保護者への支援」だと捉えると、オンラインの果たすべき役割は、自ずと見えてくると思います。というか「まずやってみよう!」が大事。
— 西村 猛@超不器用な理学療法士 (@seinosuke2013) April 13, 2020
ツイートにも書いていますが、「発達支援=子どもへの手だて」と考えていると、「オンラインでできることって、ナイよなあ」となってしまいます。
私の事業所では「保護者:子ども」の支援割合は、「7:3」です(保護者支援に7割ほどエネルギーを割くという意味)。その視点で考えると「保護者の方の不安に寄り添い助言する」ことがオンラインでも重要な役割を持ちます。「保護者の困りごとに対するアドバイスを適切に行えるか」がポイントです。
— 西村 猛@超不器用な理学療法士 (@seinosuke2013) April 11, 2020
発達支援って、本来「保護者支援から始めるべき」なんですよね。
なぜかって、その理由は簡単です。
特に幼児期は、「保護者の子どもへの関わりが、後の子どもの発達に大きく影響する」からということと、「保護者が変われば子どもは変わる」からです。
つまり、そこから導き出されるのが、上記ツイートの「7:3の法則」です(にしむらたけし命名(笑))。
ぼくの事業所では、全スタッフにそれを徹底してもらっていますが、保護者が療育に必ず同席(送迎もありません)にも関わらず、出席率がとても高いという特徴があります。
保護者支援に7割のエネルギーを割いているので、保護者自身が、「親として認められている喜び」「自分が学べる面白さ」を感じておられるからだと思っています(多分)。
単純に、こういうことです。
7割保護者支援にエネルギーを割く▶保護者が認められ感を持つことにつながる▶子どもに余裕を持って接することができる▶子どもはその余裕をキャッチする▶子どもも落ち着いて過ごすことができる
保護者支援という視点で考えると、発達支援領域におけるオンラインサービスの役割は、色々考えられると思います。
純粋な相談でもいいし、困りごとをともに考えるでもいいし、泣ける場所を提供するでもいいし、子どもの変化を共に喜ぶでもいい。
要は、「つながっている安心感」「認められる安心感」が大切だということ。
これって、子どもにとっても大事なことですが、保護者にとっても大事なのです。
ということで結論は、
発達支援において、オンラインサービスは色々と使えるぞ!
ということです。
柔軟な視点で、発達支援を考えていきたいものですね。
子どもも保護者も、みんなが自分に自信を持てるようになること。
これこそが、発達支援の究極の目的です。
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![こども発達LABO.@にしむら夫婦【理学療法士&言語聴覚士】](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29281454/profile_1047ec7a8eb705c2a269fc08fec8fbb1.png?width=600&crop=1:1,smart)