知的能力障害(知的発達症・知的発達障害)って何?
こんにちは!
今日は『知的能力障害とは』について話しますね。
前回紹介した自閉スペクトラム症、注意欠陥・多動症、限局性学習症との関係は下記の図です⬇︎
そうなんです・・・
限局性学習症以外は全て知的能力障害が合併することもあり、知っておきたい障害の一つです。
では、知的能力障害について例をあげてみます。
運動、ことば、生活スキルや、学習面などの様々な能力の習得に、健常と呼ばれる範囲の時間がかかる子よりも、大なり小なり時間を要するということです。
乳幼児では、首の座りや寝返り等が遅いことから気づくことや(遅いからと言って知的能力障害というわけではありません・・・)、言葉を喋らない・遅い(自閉スペクトラム症等もあります)、園生活でみんなと同じ行動をするためにたくさんの補助を必要とする子から、なんだがみんなに一歩遅れてついていくような子まで様々です。
小学生になると、クラスでの学習の習得に時間がかかる、指示が一度では理解できない等あります(限局性学習障症とは違います)。
下記に定義を簡単に書いておきますね!
発達期に発症し,概念的, 社会的,および実用的な領域における知的機能と適応機能両面 の欠陥を含む障害で、3つの基準を満たしたものです(3つの基準は割愛します)。重症度は軽度、中等度、重度、最重度があります (DSM-5引用)。
次回は、見逃されやすい知的レベルが境界域の人に注目してお話します!!
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