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【炎を楽しむ源体験は感覚を育てる源】





源体験とは・・・

通常パソコンの変換や辞書には
載ってない“源の体験”と書いて源体験。





私はその言葉が持っている意味の体験を
カラダで実感”していないと



その言葉の本来の意味っていうのが
理解しづらいんじゃないか
という風に発信していて



言葉の源体験”という風に使っています😊




よく「心を燃やす」とか
情熱を傾けるというような
表現で使うことがあるんですけれども、



この燃やすっていうことの源体験が
現代ではなかなか薄れてきている・・・



そんな風に感じています。




私は趣味を書く欄があると
「焚き火」と書くくらい、
焚き火が大好きなんですが。


最近ではキャンプ場でも
かなり制限があったり、

そもそも受付けていませんというような所も
あるという風に聞いています。




また火災の事があるので停電になった時も、
ロウソクよりも懐中電灯や
スマートフォンの明かりを
使うことが多くなってきているとは思います。


この炎を体験する機会っていうのは、
やはり人間である以上・・・
とっても大事じゃないかなという風に思います。




以前聞いた話で、
オール電化の住宅で育ってきた子供が
初めて炎を見た時に「綺麗だな〜」と思って

衝動的に手を伸ばしてしまい、
火に手を入れてしまった。


それで火傷したっていうような
事例があったそうです。


「熱を感じる」というような
その感覚の未熟さももしかしたら
あったかもしれないのですが。





そもそも火が熱いという事、
簡単に扱うものではないという事を


周りの大人が態度で示している


そういう事が子ども達には非常に大事
なんじゃないかなそんな風に思っています。




去年の夏に、自閉症スペクトラムで
支援が必要な12歳の男の子と
18歳の男性と3人でサウナ作りに
挑戦をしました!


一般的にはサウナなんて作るもんじゃないと
思われるかもしれませんが。


今回挑戦したのは・・・

地面に深く深く穴を掘って
地面すれすれにブルーシートを
屋根のように張って

隙間には近くの草を刈り、
掘って出来た土を盛ったりしてできるだけ
隙間が生まれないように・・・

まずそのサウナルームを完成させました。


地面を掘っただけの穴ですから
座り心地はまぁ良いとは
言えなかったんですけれども。笑

まずはその3人が入れるスペースが
用意できました。



じゃあスチームはどうするか♪




ちょっと離れた場所に白樺の枝葉を使って
焚き火を起こして石をしっかりと焼きます。




そして焼いた石をサウナルームに
持ち込んでバケツの水を白樺の枝葉を
使って焼けた石の上に
ジュワッと振りまくのです。



その蒸気をサウナルームに充満させる。
スチームサウナ。



やってみた結果は
衣服を着ていた私は
額が汗ばむくらいに温まると
いうことができました!




他の2人は水着だったので
汗をしっかりかくというほどでは
なかったようですが。


びっくりしたのは白樺の枝葉で
蒸気を作るという

その白樺の香りがサウナルームに
ぶぁ〜と充満したのが
とても心地が良かったっていう
印象がありました✨



私は学生時代にスウェットロッジっという
インディアンの方がやるようなスチームサウナ
(今回作った形式のもの)
体験したことはあったのですが、
もちろんつくったのははじめて。



18歳の子と12歳の子も、
もちろん初めてです!

穴を掘るところから始めて、
屋根をつけ隙間を埋め、

そして焚き火を起こし、
石はゴツゴツしているやつではなくて
丸い石を取りに行って実施したんですが、


//
そういったひとつひとつの体験。
カラダで感じる感覚がものすごく
成長発達には大切なのです!
\\


スコップでグサッと土を起こす!
重い石を持ち、ぐっと地面を踏みしめて運ぶ!
そして何より焚き火を上手に組む!
マッチのほそーい火が
だんだんと木に燃え移っていって
風を下からおくるこむことで
上に燃え広がっていく・・・

それを見つめながら


そして大きな炎が燃えた後は
段々と静かで穏やかな炎になる。。。




温度は大きく燃え上がった派手な炎よりも
熾火(おきび)なったものの方が安定して使うことができたりします。

石を焼くにあたってもその熾火の状態で
焼き続けるっていうことがすごく大事なのです。



あっという間に冷えてしまうのではなくて
長く長く熱がこもるように・・・


そういった工夫をして取り組んだ。
だから炎の様子もちょっとずつ
変わっていく訳です。



そして焼いている枝が焼けている様子。
そして石が焼けている様子。
色々な焼ける燃やすという体験を
今回源体験としてみんなで感じることが
できた事が嬉しく思います。




当然その作業の中では
擦り傷したりちょっと熱い思いをしたり
虫に刺されたり・・・
掘っている最中に服の中に細かい砂利や砂が入ってきて
とても不愉快な思いをしたり…

そういった色々な体験が


全部カラダの感覚を育てているのです!



もちろん!
燃やす体験ってこんな大掛かりなことを
しなければいけない
というわけではありません。


====
自宅で簡単にできる源体験を感じてみるには
ろうそくキャンドルをつかってみては
いかがでしょうか?
===


部屋を暗くしてロウソクを一つだけ灯して
それを眺めてみる。



リラックスできる音楽を流したり、
大好きなアロマの香りを焚いてみたり
そんな工夫をして、



お母さんがまず子どもと一緒に
楽しむ経験を積んでみる





お子さんが騒がしかったり
動きが多かったりすると
そういう静かな時間にいきなりは
スイッチが入らないかもしれません。



試しに大人だけの時にやりながら
ご自身が穏やかな時間を過ごしてみる。



だんだんお子さんに興味を持ってもらって
一緒に如何お過ごしてみる
そんなのもいいかもしれません。



色々と気をつけることはあるかもしれません。
お風呂を暗くしてキャンドルをともしてみる、
そんな体験もいいかもしれません。
何かあったらすぐに水で消せますしね。




学校や公共の行事でおいた炎を体験する機会あるかと思うんですけれども、
なかなか社会情勢としてそういう機会も減っていってしまうかもしれません。
ぜひ親御さんがご自宅でできることにチャレンジしてみてください!


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