【勝ちや一番にこだわる子】
皆さんの周りにいませんか?
「勝ち負けの勝ちにすごくこだわる子」
「自分が一番じゃないと気がすまない」
場合によってはかんしゃくを起こす。
そんな勝ちや1番にこだわる子の
こだわりの原因に何があるのか?
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脳がサバイバルモード”になっている
のではないかと考えます
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サバイバルモードとは
草食動物が草原で草を食べていたら
ライオンから逃げる時など
脳の自律神経の生存本能が危ない時に
心拍を上げ、筋肉にたくさん血液を送って
とにかく緊張させて、がんばれ!って
指令を送っている状態。
そういう機能が誤作動を起こして働いているのでは?
大人になるにつれ、
「そんなことでいちいち腹を立てなくても…」
「負けがあるからゲームは楽しいんだよ」なんて
こだわりがある子には理屈が通じない。
なぜなら…
脳がサバイバルモード(生き残るモード)に
入っているから。
水をたっぷり飲んで脳を潤してあげる。
深呼吸をして酸素を回してあげる。
という神経を整える仕組みはあります。
【競争と協力】という視点
ご家庭と直接つながって
アドバイスをしている”エールプログラム”
春に1年生になったAくんのご家族がいます。
床に腹這いになってティッシュを
吹き飛ばす遊びを家族で取り組んだいた。
その時、A君がうまくできずに
ムキになってズルをして
エクササイズがうまくいかなかったとの事。
サバイバルモード【自分が勝ちたい!】
という気持ちがが前面に出てきているのではと思い、
次のような提案をしてみました。
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競争よりも協力に視点を
当ててエクササイズをする
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お父さんとA君が横並びになって
向こうまでヨーイドンではなく、
お父さんとA君がチームになって
ティッシュを向こうまで
バトンがわりにしてタイマーをかけて
【チームとして記録を伸ばす事に挑戦する】に切り替えた。
A君は「勝ちたい」より「一緒に頑張る」
という事に目がむき、とてもハマった。
との声をいただきとても嬉しく思いました。
日常の些細なことでも、大人とこども・・・など
比較することはいっぱいあると思います。
でも伸び代のあるこどもたち、
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サバイバルモードに入りやすい子供達には
意識的に競争よりも協力関係になる遊び方
取り組み方が良いと思います。
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このような視点を紹介した時、
でも学校に行けば・社会に出れば競争だらけだよね。
早くから競争という考え方を
知らせたほうがいいのでは?
というご意見をいただくことがあります。
子どもは競争が大好き!
ヨーイドンと言われると走り出しちゃう。
あの子に負けたくないという意欲の引き出し方。
どちらも決して間違っているとはいません。
勝ちにこだわるサバイバルモードの時に
今のその子にそのやり方が
合っているのかということ。
学校に入っても社会に入っても競争がなくなることは
考えにくいと思います。
外に出ればいくらでも競争する機会は訪れるので
だからこそ家庭の中では一緒にやる。
比較されずにみんなで補い合う。
丁寧に丁寧に積み重ねておくことが大事だと思っています。
競争自体はサバイバルモード。
サバイバルモードがダメなのではなくて
サバイバルモードにしかなれないっていうことが
ちょっと子供の心にも体にも
インパクトが大きすぎると思っています。
だからこそ
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家庭では安心して過ごせること
外で負けてきてもお母さんが「大丈夫・そのままであなたは大丈夫・価値は変わらないよと伝えられる
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家庭の雰囲気がその子の中に取り込まれていると
将来そのこの中に自分は大丈夫。
負けても自分の価値は変わらない。
次またチャレンジしよう。という安心感の土台を作る。
その安心感が育っていないとズルしてでも勝ってやろうとか誰かの足をひきづってやろうとか
そんな道徳心にも影響が出るのではないかと考えています。
だから
「積極的にどっちの人が速いかな」ではなく
「みんなで一緒に早くしよう」
という声かけにに切り替えてみてはどうでしょうか?
普段から競争よりも協力の視点に立って声かけをしてみてくださいね。
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