![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120883370/rectangle_large_type_2_e2f1e07c3e167a19f54d238836ef72bc.jpeg?width=1200)
【発達障害】自費の療育って費用に見合うの?
【目次】
1.制度に乗らない自費の療育
2.費用に見合う療育なのか?
3.ドリームタイムについて
4.我が子に必要なものは何か?
![](https://assets.st-note.com/img/1699180067876-UCRcFpGQDm.jpg?width=1200)
1.制度に乗らない自費の療育
1)児童発達支援
放課後等デイサービス
皆さんは児童発達支援や
放課後等デイサービスは
使われていますか?
この記事が気になって
ご覧になっていると
いうことは
少なからず興味は
あるのではない
でしょうか
児童福祉法に基づく
これらのサービスは
今や多くのお子さんが
利用され
どの地区でも
使いたくても使えない
もっと使いたいのにと
いった状態になって
いないですか?
そんな現状の中
児童福祉法に
定められた
サービスではない
自費の療育という
ものが存在します
児童福祉法に基づく
児童発達支援や
放課後等デイサービスの
場合
保護者は
費用の一割負担から
さらに減免措置や
上限の設定などで
実際には
少額の費用負担で
利用することが
できます
自費の療育の場合は
それぞれの事業所が
定めた費用での
サービスとなりますので
1回に1万円を
超えてしまうサービスも
ざらにあります
2)なぜ制度に乗らないのか?
なぜ制度に乗らないのか
理由は
いくつか考えられます
①制度には設備や人員
などの縛りがあり
思ったような
サービスが提供できない
②児童発達支援や
放課後等デイサービス
の中で
自費のサービスを
付帯することは
制度上禁じられている
(自費のサービスは
それらとは別の店舗で
行う必要がある)
③制度は3年ごとに
改正があり
改正される制度に
合わせていくことが
難しくなってきた
などが挙げられます
多くの場合は
①を理由として
サービスを展開して
いるところが
多い印象です
3)併用してもいいものか?
制度上のサービスと
自費のサービスを
併用することに
問題はありません
ただいくつも方針の
違うサービスを
受けることで
お子さんが
混乱していまい
かえって効果が
半減してしまうことは
よくあります
療育はたくさん
やったら効果が出る
というものではありません
ねらいや方針が
似ているところ
連携を取ってくれる
ところなど
保護者がよく吟味して
お子さんのために
選んであげましょう
![](https://assets.st-note.com/img/1699180248109-5a9X683lZK.jpg?width=1200)
2.費用に見合う療育なのか?
1)お金はどのくらいかかる?
費用は
上記でも触れたように
事業所ごとに
設定できるので
料金は様々ですが
例えば大手事業所では
①リタリコ
1 入塾料(0から2歳児)
税込16,500円
2 アセスメントパック
税込49,500円
3 教育運営費
税込3,850円
https://junior.litalico.jp/flow/private/
②コペル
1 月額利用料(幼児コースの場合)
税込17,500円
2 6人少人数の60分(3歳から6歳)
https://copel.co.jp/course/youji/#price
といった金額がかかります
結構しますよね
2)それだけの費用に見合うのか?
正直保護者が
どう感じるか次第だと
思います
これだけ費用がかかると
毎日利用できるご家庭は
少ないでしょうし
そうなると
多くても週1回
だいたいは月1回
くらいの利用になると
思うので
そこでどれだけ
効果が上がるのか?
と考えると正直微妙です
ですので
今利用している
制度上のサービスでは
空き枠がないので
+アルファとして利用する
制度上のサービスに
空きがなくて
それらが利用できるまで
待つのではなく
まずは始めてみるために
自費のサービスを利用する
くらいのつもりで
いいのもしれませんね
3)費用はどう捻出してるの?
我が家の場合は
給与収入だけでは
とてもまかなえないので
・特別児童扶養手当
・児童手当
・児童扶養手当
・児童更生手当
などといった
非課税の収入を利用して
自費のサービスに
あてるようにしています
今後はこれらに加え
障害厚生年金も取得し
さらに充実できるように
しようと思っています
![](https://assets.st-note.com/img/1699180366969-uKqVrt0ztL.jpg?width=1200)
3.ドリームタイムについて
1)療育塾ドリームタイムとの
出会い
うちは現在
足立区にある
療育塾ドリームタイム
という自費の療育を
利用しています
ほんとは1~2ヶ月に
1回利用したいのですが
人気でなかなか枠を
確保できず
不定期での利用に
なっています
今年は1月に利用した後
9月まで枠が取れず
間隔が空いてしまいました
ドリームタイムを
知ったきっかけは
まだ高齢者の
デイサービスの職員を
していた頃
子供の障害の話しを
当時の社長にしたところ
目黒区の相談支援部会に
ねじ込んでもらい
ちょうど部会の
研修講師として
いらしていた
ドリームタイムの
木村先生にお会いしたのが
最初の出会いです
木村先生は
支援者に求める基準が
とても高いので
研修で質問が出ないと
「それでも専門家か」
「質問がないなら帰る」
と言い出してしまう
先生です(笑)
一方で保護者には
とても優しく
研修が終わって
しまっては困るのでと
保護者として
我が子の例から
たくさん質問をした際
「この子たちの保護者を
してるだけで100点
満点なんだよ」
という言葉は今でも忘れず
私の支えになっています
2)木村順先生とは?
作業療法士として
足立区の
「うめだあけぼの学園」
での経験を経て
療育塾ドリームタイムを
立ち上げ
通所での療育相談や
トレーニングの
アドバイスだけでなく
オンラインで
全国から相談を
受けていたりされています
また感覚統合の
スペシャリストとして
学校や療育機関の
アドバイザーとしても
活躍され
全国を飛び回っているので
ドリームタイムの枠が
限られてしまうようです
さらには
発達障害臨床研究会(宇佐川研)
の中心メンバーで
常に現場の第一線として
支援者や保護者との
事例検討なども
毎月されています
発達支援.comという
オンラインサロンという形で
支援者だけでなく
保護者も事例検討や
相談に参加できるというのは
なかなかない形だと
思います
私も加入はしているので
事例検討に
参加したいのですが
いつも子供がいる日に
あたってしまい
いまだ参加できずにいます
3)ドリームタイムで行っていること
1人1時間という
枠の中で
うちの場合は
学校や保育園での
トラブル時の対応や成長度合い
医療機関を紹介して
もらったり
自宅でできる
感覚統合の
トレーニング方法を
教えてもらっています
また私が児童発達支援
放課後等デイサービスの
事務員をしていることもあり
支援者としての
基礎知識も教えて
もらっています
料金は1時間14,700円で
うちは2人分なので
29,400円かかることに
なります
かなり高いと思いますが
私は予約が取れるなら
毎月払ってもいいくらい
満足しています
あっ
ステマじゃない
ですからねこれ(笑)
木村先生からしたら
そんなことしなくても
食っていけるって
言われちゃいますからね
4.我が子に必要なものは何か?
1)子供たちにとっての木村先生は?
私が木村先生に
相談している間
子供たちは
部屋にあるたくさんの
おもちゃを
どれだけ
出しても怒られず
自由に遊ぶことができ
また片づけもしなくて
いいという
夢の時間を堪能できます(笑)
最近は全国から研修に
きている支援者の方が
いらしている時に
あたることも多く
2時間飽きずに
過ごしています
先生は子供たちに
怒ることは決してなく
好きなようにしたら
いいと
彼らに決めさせて
くれます
兄弟で喧嘩しても
止めることなく
もっとやったらいいと
促しています
そんな子供達ですが
上の子は
人物を覚えるのが
苦手なのですが
木村先生のことは
初回から忘れることなく
近くを車で通ると
「木村先生のうち近いよね」
とか
ドリームタイムでの
約束もしっかり覚えていて
ただ遊んで過ごす
だけなのに
彼の中には
しっかりいろんな事が
記憶に刻まれています
下の子は
毎回ドリームタイムの
おもちゃを持って帰ると
騒ぐのですが
「次来たとき持って
くればいいよ」と
毎回何かしら
持ち帰ってきます(笑)
前回までは楽しくて
「帰らない」とごねて
最後は靴も履かず
帰っていたのですが
9月に行った際は
帰り出す様子を見て
そそくさと準備し
「またあそぼーねー」と
スムーズに帰りました
保育園では
未だに「かえんない」と
毎回ごねるので
こどもたちには
不思議と居心地がよく
それでいて
しっかり切り替えが
できる場所として
成長を感じられる
場所でもあります
2)自分にとっての木村先生は?
保護者として
支援者として
毎回行くたびに勉強になり
木村先生の言葉が
心の支えになっています
とは言え
一番はこの子たちの
成長を定期的に
木村先生に
見てもらいたいという
孫を見せに行く
感覚が強いです(笑)
親子ともどもですが
木村先生のところに
また行きたいと思う
不思議な感じは
木村先生の人柄でもあり
深く突っ込んで支援を
してくれる姿勢が
そうさせていると
感じています
3)将来に向けて必要な支援
現在
児童発達支援や
放課後等デイサービスを
利用しながらも
「これでいいのかな?」
「もっと何かないのかな?」と
思っている方も
多いかと思います
お子さんにとって
必要な療育は
量ではなく質ですし
質を見極める力は
保護者にとって
とても重要です
様々な療育機関が
ある中
私たちにとって
どこまで
深く関わってくれるか?
と考えたとき
深く関わってくれる機関は
そう多くないことに
気づきます
支援機関側から言えば
深く関わることは
事業者として
クレームなど
リスクが高くなる行為とも
言えます
これは我々保護者が
そうさせてきた
歴史でもあるし
支援機関が
療育より事業としての
ウェイトを上げてきた
歴史でもあります
それらを踏まえ
保護者は選択肢として
今という限られた
期間の中で
必要であれば
いくらかかろうが
お金を出して
必要な療育を使う
これが私の持論であり
結論です
子供達と一緒に
過ごせる時間は
あっと言う間にですし
子供達が
大きくなる頃には
自分達は衰え
サポートさえ
ままならないかも
しれません
それに小学校に上がると
そこに時間を
取られてしまい
将来に必要な
支援の時間は
思うように取れないのは
上の子をみて
改めて感じます
皆さんは
お子さんに
どうしていきたいと
おもいますか?
![](https://assets.st-note.com/img/1699180453277-PrErsOdj4I.jpg?width=1200)
いいなと思ったら応援しよう!
![発達療育勉強会](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25008348/profile_0b6b4f2c912ec42d7eb379e0c3dfd97e.jpg?width=600&crop=1:1,smart)