発達検査、必要?→必要です
保育園などで、「発達検査を受けに行ってみられては?」と言われた時のママたち。
「発達に遅れがあっても、それは個性だし、別に発達しないわけじゃないんだから」
と、発達検査を「受け入れられない」方も多くいらっしゃいます。
うちの子姫(娘)は、中学1年の時に、発達検査でASD(自閉症スペクトラム)と診断されました。
親の気持ちからすると、「遅すぎた」のです。
子姫は、天真爛漫な幼児期を幼稚園で過ごしたのち、小学校へ入学しました。
小学校に入ってからは、まるっと6年間、いじめがありました。
中には、「子姫にいじめられた」という事件もあり、これについては、本人の自覚が全くなく、今でも迷宮入りしています。
いじめが原因で、学区の中学に行きたくないという子姫は、
中学入試をこころみることになりました。
そこからが、子姫の転げ落ち人生の始まりだったのです。
通塾と、宿題に追われる生活で、生活リズムがおかしくなったのがきっかけで、
「睡眠障害」になりました。
これはとても重要な話なので、また、別の機会に書きますね。
普通の時間に生活できなくなったので、学校もいけなくなりました。
たまに遅刻して行っては、「なんできたの?」みたいな視線を送られ、
次第に学校から足が遠のいていきました。
そこから5年間の「不登校生活」が始まりました。
そんな子姫が今どうしているのか、皆さんの知りたいところだと思いますが、これも、また、別の機会に!
こんな風に、発達障がいは、診断が遅くなると、つぎつぎに問題を引き起こしますし、
苦手なことに対する手助けもできない状態が続きます。
これは、本人にとっては、とてもつらいことです。
ですので、今、発達検査を考えておられているかたがこの記事を読まれて
いらっしゃいましたら、
こどもさんのために、「将来を見据えた検査であること」、
そして、「こどもさんのために必要なこと」であることを考えていただき、
発達検査の予約をしてください。
ちなみに、検査で何もでなかったら、胸を張って「定型発達」として
そだてていけばいいのですから!!!