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ASDに最適な動画編集!興味関心の偏りを動画に活かすコツを解説
今回は僕が小学5年生の時からやっている
「動画編集」に関して、ASDと絡めてみます。
興味のある人は気になる部分だけでも
目を通してみてください!
1. ASDと動画編集の関係性
動画編集とASDが噛み合う理由を
早速、述べていきます!
まずは、動画編集は
「ルーティーン化されたワーク」であること。
例えば、動画編集のジャンルとして
「ゆっくり解説動画」がありますよね。
これは霊夢たちが話台本を考え、
画像やテキストを機械的にはめ込むという
ルーティーン化された作業が求めらるので、
ASDの特性にピッタリなのです。
(僕も現在進行系でやってます!)
次は「自分を中心にコミュニティを形成できる」
ということ。
ASDの人はとにかく孤独です…
人と会話してもつい空気の読めない発言をして
知らず知らずのうちに相手から嫌われ、
次第に自信を失い、人と関わるのが怖くなり、
結果として単独行動を好むようになるのです。
しかし、人間は一人で生きていくことは出来ません。
実際に、孤独は1日にタバコを15本吸うのと同じくらい
体に悪いという研究データも出ています。
↑とある精神科医の本に書いてたデータ
では、どうやって孤独を解消すれば良いのでしょうか?
その一つの方法が動画編集なのです。
ASDの人は「興味関心の偏り」という症状を持ち、
自分が関心を持つ分野に対する知識量は半端じゃないので
本人は「俺のコンテンツなんて価値ないんだけど…」と
思っていても視聴者の心を自然と惹きつけます。
そして次第に自分の周りに人が集まってきて、
孤独を癒やすツールになり得るのです。
「自分が興味を持つ分野のコミュニティでさえ入れない…」
という悩みを抱えている人は、
ぜひ、自分の世界を世の中に発信してください!
2. オススメの動画編集のやり方
ここからはASDの人に勧めたい動画編集の
やり方を紹介します!
1つ目は効率的に作業を進めるために、
「マルチタスク」を避けること。
例えば、最初に全てのテキストを入力し、
その後に画像を一通り貼り付け、
次に音楽を挿入し、最後に全体の内容を確認する
という手順を踏むと、作業効率が向上します。
僕も思考停止で編集してた時は
マルチタスクしまくりでしたが、
作業を分割するようになってから、
「過集中モード」にも入りやすくなりました!
2つ目は初めから動画に高い質を求めるのではなく、
「質より量」で取り組むこと。
多くの有名な動画投稿者も、数をこなして編集スキルを磨いて、
最終的に質の高い動画を作れるようになってます。
初めから完璧を求めすぎると、
モチベーションが続かないこともあるので、
まずはとにかく数をこなしましょう。
継続することが何より大切です!
3つ目は動画の「台本」を必ず作ること。
解説動画に限定された話にはなるのですが、
「俺は台本なんて無くても即興で文章を考えられる!」
そう思う人が多いと思います。
僕も中2までそっち側で、何もメモせず
ひたすら部屋の中で独り言を話し続けて
文章を考えていました。
しかし、中3になって本格的に動画編集を
やり始めてからは違います。
「台本作らなきゃ話にならない」とまで
思うようになりました。
動画の台本を作った方が良い理由は2つ。
1つ目は誤情報や誤字を発信するのを防ぎ、
文章のブラッシュアップが出来ること。
詳しくは言えませんが、僕はADHDも持っているので
思いつきで動画を投稿しては編集をミスることが多く、
いつもコメント欄で指摘されて、へこへこ
謝りまくっていました。
台本を作るようになってからは、
何度も自分で書いた文章を読み直すようになるので、
当然、間違える回数も減ります。
そして、時間を置いて台本を見直すと
自分の文章を客観視することが出来て、
伝わりにくい表現なども事前に修正することが
出来るのです。
台本を作るようになってから、動画の構成も一つに
定まり再生数も伸びるようになった気がします。
2つ目は編集作業を効率化できること。
メモ帳などに台本を書き留めておくことになるため、
台本はそれぞれ簡単にコピペが可能です。
いちいち、編集アプリ内で、その場で文字を
打ち込んで、間違えたら直して…
を繰り返していたら日が暮れちゃいますよね。
間違いが無いと確信を持った状態でテキストを
入力出来るので、編集効率が上がるのです。
3. 動画投稿のスタイル
ASDの人に向いている動画投稿のスタイルを考えると、
ゲーム実況などの分野は適していません。
理由は、ゲーム実況は非常に競争が激しく、
人気のYouTuberたちは多くが古くから投稿していたり
ニコニコ動画など別のプラットフォームで既にファンを
獲得していた人が、YouTubeに進出して成功している
ケースが多いから。
現在人気のゲーム実況者を頭に思い浮かべてみてください。
「○ヨ、○トルト、○藤純一、○っだぁ」…
新規参入者にとっては、いわゆる「レッドオーシャン」であり、
競争が激しすぎて成功するのは難しいでしょう。
ASDが「臨機応変な対応が苦手」という点でも
変化の連続であるゲーム実況をすることは
厳しいです。
キャプチャーボードなどの機材のお金がかかる上、
失敗する確率が高いならやらない方が良いと思います。
もし信じられないなら、「マインクラフト」などの
人気ゲームの動画を挙げている底辺YouTuberの動画を
カスタム検索してみてください。
0回視聴の動画が山ほど陳列されていて、
現実は悲しいです…
では、ASDの特性を活かすためには
どのようなスタイルが向いているのでしょうか?
ダントツオススメなのは「解説動画」。
ASDの人は、「興味関心の偏り」という症状があるので
特定のテーマに強いこだわりを持つことが多く、
その知識を動画にフル活用することができます。
投稿している本人は「誰が俺のコンテンツに興味持つんだよ…」
と悲観的に捉えることもありすが、
視聴者は、深く掘り下げた情報や専門的な視点に惹かれ、
自然と登録者が集まることが多いでしょう。
僕も自分が大好きな妖怪ウォッチの情報を
気軽に発信してます!
また、YouTubeのアルゴリズム的に、
一つのジャンルに特化して投稿する方が動画の評価が
上がりやすいので、
ASDの人の特性と奇跡的に伸びる内容が噛み合い、
これがYouTubeでの成功にも繋がりやすいです。
これから始める人、もしくは今やってる人は
意識してみてください!
総括
今回はASDにと動画編集に関して
記事を書いてみました。
自分と密接に係る内容だったので、
普段より書きやすかったです。
ここまで記事を読んでくれて
ありがとうございました!