新旧カメラ遍歴第0回:カメラを”旅する”(OLYMPUS TRIP35・35DCほか)
この記事は最近再開したカメラ趣味について、いろいろ書いたものです。基本的に私が撮影した写真を載せていますが、画像・文章の引用はその旨記載いたします。引用者様はコメント頂ければ修正・削除いたしますのでよろしくお願いいたします。
今回はカメラ趣味を再開するに至るまでを、撮った写真を掲載しながら振り返ります。
カメラは旅の記録道具であった
1988年生まれの私が初めて手にしたカメラは、コニカミノルタのαスイートデジタルでした。高校生の頃に、親が家族で使う共有カメラとしてデオデオで買ってくれましたね。その頃にはよくあったボディとシグマのWズームキットで、10万いかなかったと思います。大学生になって1人暮らしをはじめる時にはこのカメラを持って行って、たまに持ち出してはサークルメンバーやサークル活動を撮ってました。
本格的に使いだしたのは1回生の冬にクロスバイクを買ってからです。クロスバイクで野宿旅をはじめてから、意識して写真を撮るようになりました。
【新製品レビュー】コニカミノルタ α Sweet DIGITAL(ハードウェア編) (impress.co.jp)
3回生あたりになっても自転車旅行でブラリブラリとしてましたが、その頃にはレンズ側がダメになったので、コンパクトカメラでリコーCX2を購入しました。レスポンスとUIは当時品定めした中では一番でしたね。ただ、旅に出て数週間で修理が必要になりました。リコーは今でもGRⅢを使っていますが、これのせいで耐久性はいまいち信用できないです。それでも登山とかで使ってはいますが。
"CX2 / RICOHブランド デジタルカメラ生産終了製品 | RICOH IMAGING (ricoh-imaging.co.jp)
とにかく、旅で出会った人や名所、風景を記録に残すのがカメラでした。カメラ自体への愛着はあまりなかったですね。
やがて仕事道具に
学生時代は消耗品と割り切っていたカメラですが、愛着を持つようになったのは仕事用にニコンD90を買ってからですね。
D90 | ニコンイメージング (nikon-image.com)
ニコンダイレクトでwズームキットをアウトレットで買いました。これも10万いかなかったです。2011年から新聞記者になったので必要になりました。記者だからこそ、カメラなんて消耗品に感じるでしょうが、何となくニコンで仕事したいを思っていましたので、それが叶ったのがうれしかったんだと思います。
ただ、記者適正というか、当時は社会人としての能力も低かったので、数年で辞めることになりました。自分が好きな服が必ずしも似合う服なわけではない。くやしかったですね。職場の方にはだいぶ迷惑をかけました。
私と違って、D90は2020年に手放すまで軽快に動き続けました。写りはオリンパス、使い心地はリコー、総合的にはキャノンだと個人的に思いますが、この経験がニコンを今でも使っている理由です。記者を辞めてから手放すまでは、たいして撮ってはいなかったですが。
カメラ趣味の再開―カメラを旅する
カメラを再び手にするきっかけはこのツイートです。木村さんは私が学生時代に愛読していた民俗学者・宮本常一に関する本の作者です。尊敬する「旅する学者」のオリンパスペンSを手にしてみたいと、早速購入して岡山の奥津温泉で試写しました。それまでAFでしか撮ったことがないためか、へたくそな結果に終わりましたので、掲載はしません。
それからはカメラを色々買いあさりました。2021年はまだフィルム価格は落ち着いてましたし、ゆくゆくはフルサイズミレーレスを買おうと決めて、それまでの道草的にカメラを探しました。
買った中では、オリンパス35DCが一番良かったです。実家を漁ってみると父方からはオリンパストリップ35、母方からはキャノンpがでてきました。どちらも修理に出して使えるようにしました。
オリンパスペンS:PENシリーズ:カメラ製品:オリンパス (olympus.co.jp)
オリンパス35DC:EE搭載カメラ:カメラ製品:オリンパス (olympus.co.jp)
最後に
こうしてカメラからカメラへと旅する生活が始まったわけです。その行程を楽しく、皆様にも面白く紹介できればと思います。よろしければ私の行脚にひとつお付き合いください。