構想
創作の練習のための、「創作素振り」みたいなものを、ちょっと前から構想している。
ちゃんと「つかみ」や、「引き」、「見せ場」、「ひねり」を意識して、1000文字くらいの文章を飽きずに読ませたり、文体や文章のテンポなどを意識して、自分なりの作風をつかむことを目的とした訓練を、そのうちはじめたいと考えている。
繊細さとタフさを両立した文章やストーリーを書きたい、という考えから、仮題は『ハイドロ・ギュムノス』にする予定(タイトルから先に決めるのは悪手だが)。
直訳すると「水・裸」だが、ギュムノスというギリシャ語は「ギュムナシオン」や「ギムナジウム」の素となる語なので、個人的には「水・闘(みず・かくとう)」といったニュアンス。
わざわざギリシャ語にする意味はないのだけれど、かつて書店で、柴村仁先生の『プシュケの涙』と『ハイドラの告白』に目をひかれたことがあるので、あえて格好つけてみる。
方向性としては、ライトノベルと一般文芸の中間地点、もしくはその両方をレンジにいれられるような作品。
具体的には「メディアワークス文庫」みたいな作品だけれど、場合によっては思いきって「電撃文庫」的にしてもよいかもしれないとも思っている。
ただし、noteの利用者はきっと前者が好きな人が多いという印象を、わたしは勝手にもっているので、作品の具体的な中身まではまだ、手をつけられていない。
はじまりと結末を決めて、設定で遊んでみるみたいな方向性もアリかもしれない。
なんにせよ、予定は未定。
わたしの活動が、あなたの生活の一助になっているのなら、さいわいです。