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構想を前に進める。
オリジナルの小説『水闘/ハイドロ・ギュムノス』の構想を前に進める。あくまでも自分のための覚書き。箇条書きの羅列。
繊細さと強靭さを両立できる異能力バトル、もしくはスタイリッシュアクション。ちょっと重めのエンタメ。
近未来SFをベースにしつつも、コテコテのSFではなく「神話」や、「伝承」のスタイルを流用しコラージュに。
キーワードとして効果的に使いたい「水」は、ギリシャ哲学では万物の根源のひとつ。中国においては、夏王朝の初代の王は「禹」とよばれる、水を治めたとかげ。
テーマとして意識的に描きたいのは、「あちら」と「こちら」、つまり「うちとそと」の概念。日本を舞台にした、日本人のための物語というざっくりとした方向性がある。参考にするのはゲーム『仁王2』。
常世(隠世)、現世、黄泉比良坂といった単語が、世界観にあうか、単語に合わせて世界観を再構築するか。
いろいろなアイデアやイメージがあるが、そのすべてをひとつの作品の中には落とし込めない。
文章のリズムやテンポ、ストーリーの構造、見せ方などを意識するのは当然だが、情報の落とし込み方も意識。なんでも詰め込めばいいというものではない。が、情報量は多めのほうが、個人的な好みにはあう。
ゲーム的なギミックとしてつかいたいのは「躍動(跳躍)」と「運搬」。
小島秀夫監督の『デス・ストランディング』がちらつくが、「ポーター」という職業は登場させたい。現在『イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑』を読んでいるので、これも参考文献に。
主人公の名前はおそらく、淀川立鰐。ただし、仮。
というより、なにもかもが仮。
理想としては、こういう曲が似合う作品、世界観。
ナイーブさや、ふっきれた感じや、重厚感や、のめりこんで堕ちていく感じが、イマジネーションを刺激する。
一見不可能にも思えるが、いろいろな食材をむりやりミキサーに放り込むと、最終的に「このかたちにしかならない」ような構造物ができるので、とりあえず、今は沈殿をまつ。
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