AC6 NEST
きのうの夜から、アーマードコア6のオンライン対戦要素であるNESTをプレイしはじめた。
本気で勝ちにいって「みんなと同じ装備」になるのが嫌なので、ちょっと防御力高めのコンセプト機体で様子見にいったのだけれど、案外たのしめたような気がした。
つい先日のアップデートで、レギュレーションVer.1.03.1が配信されゲームバランスが変更されたばかりだったからというのもあるが、「勝ちに飢えている」ようなプレイヤーは、思っていたより少ない印象を受けた。
あるていどの腕はあるけれど、あえて強い武器は使わず、「自分が好きなパーツで、好きなように楽しむ」というプレイヤーもわずかではあるけれど存在したので、自分もそういったプレイヤーのひとりになりたいと思った。
近年のゲームはオンライン対戦を前提としているタイトルが多いが、その多くは「勝率を上げるための最適解」のようなものが用意されていて、勝率の高いプレイヤーになるほど、似たような考え方、似たようなプレイスタイルになりがちで、「ゲームとして本末転倒」といえるほど面白くない、ということが多いので、プレイヤーの側でバランス感覚をもって楽しむよう心がける必要があると、わたしは個人的に考えている。
日々鍛錬を積みながら、あらかじめ用意された最適解に向って自分をすり合わせていく、というのは聞こえはいいかもしれないが、わたしから言わせれば、そういった努力は「テレビゲームじゃなくて、学校の勉強でやれば?」である。
模範解答を知りながらも、いかにそこからズレたところで生きていけるかを模索できるのが、大人の特権だと思う。
学校にもテレビゲームにも単純化された分かりやすいルールが存在するが、社会はよくもわるくも複雑である。その複雑さを逆手にとって、適度にうまく自分の「我」を通してエンジョイできている人間を、もしかしたら勝ち組と呼ぶのかもしれない。
わたしの活動が、あなたの生活の一助になっているのなら、さいわいです。